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公式

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結果

ローレンツ因子(γ)
2.294157
無次元
β = v/c 0.9
時間の遅れの係数 2.294157×
長さの収縮(1/γ) 0.43589×

ローレンツ因子とは?

ローレンツ因子はギリシャ文字のガンマ(γ)で表され、アインシュタインの特殊相対性理論における中心的な量です。観測者に対して速度 v で運動する物体について、時間・長さ・相対論的質量がどれだけ変化するかを示します。日常的な速度ではγはほぼ1なので相対論的な効果は無視できますが、v が光速 c(約 299,792,458 m/s)に近づくにつれて、γは際限なく大きくなっていきます。

速度が光速に近づくにつれて急上昇するローレンツ因子γの曲線
ローレンツ因子は低速ではほぼ1ですが、vがcに近づくと無限大へと急上昇します。

この計算ツールの使い方

物体の速度を入力し、単位を選びます。単位は、光速cに対する割合(例えば 0.9 なら光速の90%)、メートル毎秒(m/s)、キロメートル毎秒(km/s)、キロメートル毎時(km/h)から選択できます。ツールは入力値を m/s に換算し、\(\beta = v/c\) を求めたうえで、γと、時間の遅れの係数(γ)、長さの収縮の係数(\(1/\gamma\))を返します。光速以上の速度は物理的にあり得ないため、その場合は値を返さずに警告を表示します。

計算式の解説

ローレンツ因子は $$\gamma = \dfrac{1}{\sqrt{1 - \dfrac{v^2}{c^2}}}$$ で表されます。\(\beta = v/c\) は光速に対する速度の割合で、これを使うと式は $$\gamma = \dfrac{1}{\sqrt{1 - \beta^2}}$$ と書けます。\(\beta \to 1\) になると平方根の中身が 0 に近づき、\(\gamma \to \infty\) となります。運動する時計はγ倍だけゆっくり進み(時間の遅れ)、運動する物体は進行方向に沿って \(1/\gamma\) 倍に縮みます(長さの収縮)。

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v、c、ローレンツ因子の関係を示す直角三角形
\(\sqrt{1 - v^2/c^2}\)の項は、斜辺をcとする直角三角形の一辺として捉えられます。

計算例

宇宙船が \(v = 0.6c\) で進むとしましょう。このとき \(\beta = 0.6\) で \(\beta^2 = 0.36\) です。すると \(1 - 0.36 = 0.64\)、\(\sqrt{0.64} = 0.8\) となるので、$$\gamma = \frac{1}{0.8} = 1.25$$ です。船内の時計は静止した時計より 1.25 倍ゆっくり進み、船は静止時の長さの \(1/1.25 = 0.8\)(80%)に縮んで見えます。

よくある質問

ローレンツ因子が1より小さくなることはありますか? ありません。γは常に1以上で、ちょうど1になるのは \(v = 0\) のときだけです。

光速に達するとどうなりますか? γが無限大になります。これが、質量を持つ物体が光速cに到達できない理由です。到達には無限のエネルギーが必要になるからです。

ローレンツ因子は相対論的質量の増加と同じものですか? 相対論的質量は静止質量にγを掛けたものなので、その意味では同じです。質量の増加も同じγによって決まります。

最終更新: