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公式

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結果

最大通信路容量
29,901.68
ビット毎秒(bps)
容量(kbps) 29.9 kbps
容量(Mbps) 0.0299 Mbps
SNR(線形値) 1,000
周波数利用効率 9.9672 bits/s/Hz

シャノンの通信路容量計算機とは?

このツールは、シャノン・ハートレーの定理を用いて、ある通信路でエラーなく伝送できる理論上の最大データレートを計算します。求められる値は「通信路容量 \(C\)」と呼ばれ、ビット毎秒(bps)で表されます。容量は通信路の帯域幅と信号対雑音比(SNR)によって決まります。これは情報理論から導かれる普遍的な結果であり、電話回線、Wi-Fi、光ファイバー、携帯通信など、雑音を含むあらゆるアナログ通信路に適用できます。

Channel diagram showing signal, noise and bandwidth flowing from transmitter to receiver
A noisy channel: capacity depends on bandwidth B and the signal-to-noise ratio S/N.

使い方

通信路の帯域幅 \(B\) をヘルツ(Hz)で、信号対雑音比をデシベル(dB) で入力します。計算機はdB値を線形比に変換し、シャノンの公式を適用したうえで、容量をbps・kbps・Mbpsで表示します。さらに周波数利用効率(bits/s/Hz)も算出します。

公式の解説

容量は次式で表されます。

$$C = \text{B} \cdot \log_{2}\!\left(1 + \frac{S}{N}\right)$$

ここで \(B\) は帯域幅(Hz)、\(S/N\) は信号対雑音電力比(線形値)です。SNRは通常デシベルで表記されるため、まず次の式で変換します:

$$\frac{S}{N} = 10^{\frac{\text{SNR}_{dB}}{10}}$$

底2の対数によって電力比をビットへと換算します。なお、これはあくまで上限値であり、符号化や変調のオーバーヘッドがある実際のシステムでは、これよりやや低い値にとどまります。

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Logarithmic curve of channel capacity rising with signal-to-noise ratio
Capacity grows logarithmically with SNR, so doubling SNR adds only a fixed amount.

計算例

典型的な電話回線では \(B = 3000\) Hz、SNR = 30 dB です。まず、30 dB への変換:

$$10^{\frac{30}{10}} = 10^3 = 1000 \;(\text{線形値})$$

次に容量を求めます:

$$C = 3000 \cdot \log_{2}(1 + 1000) = 3000 \cdot \log_{2}(1001) \approx 3000 \cdot 9.9672 \approx 29{,}902 \;\text{bps}$$

つまり約29.9 kbpsとなります。かつてのダイヤルアップモデムの上限が33〜56 kbps付近だったのは、まさにこの理由によります。

よくある質問

これは実際に出せる速度ですか? いいえ。あくまで理論上の最大値です。実際の回線では、符号化・変調・実装上の損失に応じて、その一部しか達成できません。

なぜdBを線形値に変換するのですか? シャノンの公式は線形の電力比 \(S/N\) を用いますが、技術者は通常SNRをデシベルで指定するため、先に変換が必要になります。

周波数利用効率とは何ですか? 容量を帯域幅で割った値(bits/s/Hz)で、1ヘルツの帯域幅が何ビットを運べるかを示します。

最終更新: