ネットカーボ(実質糖質)とは?
ネットカーボ(実質糖質、インパクトカーボとも呼ばれます)とは、体が実際に吸収してブドウ糖に変換する炭水化物の量を指します。食物繊維は消化されず、糖アルコールも一部しか代謝されないため、これらを総炭水化物から差し引いて計算します。このネットカーボ計算機は、総糖質ではなく「実際に影響する糖質」を管理したい、ケトジェニック(ケト)やアトキンスなどの低糖質ダイエットを実践する方に広く使われています。
使い方
食品の栄養成分表示を見て、3つの数値を入力してください。「総炭水化物」「食物繊維」「糖アルコール」(エリスリトール、キシリトール、マルチトールなどと記載されることが多い)の3項目です。すべて単位はグラムです。計算ボタンを押すと、ネットカーボがその場で表示されます。計算結果がマイナスになる場合は、自動的にゼロとして扱われます。
計算式の解説
本計算機では、低糖質ダイエットで一般的に使われる次の計算式を採用しています。
$$\text{ネットカーボ} = \text{総炭水化物} - \text{食物繊維} - \frac{\text{糖アルコール}}{2}$$
食物繊維はほとんど消化されずに体を通過するため、全量を差し引きます。糖アルコールについては、マルチトールなど多くのものが血糖値をある程度上昇させるため、その糖質の約50%だけが影響すると考え、半量を差し引きます。なお、エリスリトールは血糖値にほぼ影響しないため、全量を差し引く人もいます。お好みに応じて入力値を調整してください。
計算例
たとえば、あるプロテインバーに総炭水化物24g、食物繊維9g、糖アルコール8gが含まれているとします。ネットカーボ = \(24 - 9 - (8 \div 2) = 24 - 9 - 4 = \) 11g となります。
よくある質問
なぜ糖アルコールは半量だけ引くのですか? 多くの糖アルコールは部分的に吸収され、血糖値を上昇させます。そのため、半量を差し引くのが安全側に立った一般的な目安とされています。
食物繊維は常に全量を引いてよいですか? 米国の栄養表示では、通常、総食物繊維を全量差し引きます。一方、地域によっては表示上の炭水化物にあらかじめ食物繊維が含まれていない場合もあります。お使いの食品表示を確認してください。日本の表示では「炭水化物=糖質+食物繊維」と分けて記載されることが多いため、表示形式に注意しましょう。
ネットカーボはマイナスになりますか? なりません。計算結果がマイナスになる場合、実質的なネットカーボはゼロとして扱われます。