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公式

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結果

計算血清浸透圧
290
mOsm/kg
成分 寄与度(mOsm/kg)
ナトリウム(2 × Na) 280
血糖(÷ 18) 5
BUN(÷ 2.8) 5

血清浸透圧とは?

血清浸透圧とは、血液中に溶けている粒子(溶質)の濃度を示す指標で、水1kgあたりのミリオスモル(mOsm/kg)で表します。体液バランスや水分の状態を把握するうえで重要な手がかりとなります。計算(推定)浸透圧では、血漿の浸透圧に最も大きく寄与する3つの溶質、すなわちナトリウム・血糖(グルコース)・尿素(血中尿素窒素:BUN)を用います。なお、この計算式は米国の慣用検査単位を前提としています。ナトリウムはmEq/L、血糖とBUNはmg/dLで入力してください(日本の一般的な単位とは異なる場合があるためご注意ください)。

計算ツールの使い方

患者さんのナトリウム値(mEq/L)、血糖値(mg/dL)、BUN(mg/dL)を入力します。ツールが推定浸透圧を算出し、各溶質がどれだけ寄与しているかを内訳として表示します。計算上の浸透圧の正常値は、おおよそ275〜295 mOsm/kgです。

計算式の解説

標準的な計算式は「$$\text{Osmolality} = 2 \times \text{Na} + \frac{\text{Glucose}}{18} + \frac{\text{BUN}}{2.8}$$」です。ナトリウムを2倍にするのは、これに付随する陰イオン(主にクロールと重炭酸イオン)を考慮するためです。血糖を18で、BUNを2.8で割るのは、mg/dLからmmol/Lへ単位を換算するため(それぞれの分子量に基づく換算係数)です。実測した浸透圧とこの計算値との差である「浸透圧ギャップ(オスモラルギャップ)」は、エタノール・メタノール・エチレングリコールといった、通常は測定されない浸透圧物質の存在を示唆する手がかりになります。

3つの血液成分が組み合わさって血清浸透圧の値になることを示す図
測定された3つの値(ナトリウム、ブドウ糖、BUN)は、それぞれ血清浸透圧の合計に寄与します。

計算例

Na = 140 mEq/L、血糖 = 90 mg/dL、BUN = 14 mg/dLの場合:$$2 \times 140 = 280, \quad \frac{90}{18} = 5, \quad \frac{14}{2.8} = 5.$$合計 = 290 mOsm/kgとなり、正常範囲内に収まります。

よくある質問(FAQ)

血清浸透圧の正常値は? 計算値でおおよそ275〜295 mOsm/kgです。

浸透圧ギャップ(オスモラルギャップ)とは? 実測浸透圧から計算浸透圧を引いた値です。ギャップがおよそ10 mOsm/kgを超える場合、測定されていない溶質の存在が疑われます。

これは検査の代わりになりますか? いいえ。本ツールはあくまで臨床的解釈を補助するための推定値であり、実測検査や専門家の判断に取って代わるものではありません。

最終更新: