マークアップ計算ツールとは?
このツールは、商品の原価(仕入れ単価)と適用したいマークアップ率がわかっているときに、販売価格を算出します。マークアップとは、原価に上乗せする金額のことで、原価に対する割合(パーセント)で表されます。小売業者、卸売業者、メーカーが価格を設定する際に、もっともよく使われる方法のひとつです。
使い方
原価(その商品を仕入れるのにかかる金額)と、上乗せしたいマークアップ率を入力してください。ツールが1個あたりの販売価格と、1個あたりに得られる利益を表示します。たとえば、100ドルの商品に25%のマークアップを設定すると、25ドルが上乗せされ、販売価格は125ドルになります。
計算式の解説
基本となる計算式は次のとおりです。
$$\text{販売価格} = \text{原価} \times \left(1 + \frac{\text{マークアップ率}}{100}\right)$$
マークアップ率を小数に変換して1に足し、それを原価に掛けます。1個あたりの利益は、単純に販売価格から原価を引いた額です。ここで注意したいのは、マークアップとマージン(利益率)は別物だという点です。マークアップは原価に対する割合であるのに対し、マージンは販売価格に対する割合を指します。
計算例
あるカフェがコーヒー豆を1袋8.00ドルで仕入れ、50%のマークアップを設定したいとします。販売価格は $$8 \times \left(1 + \frac{50}{100}\right) = 8 \times 1.5 = 12.00\text{ドル}$$ となります。1袋あたりの利益は \(12.00\text{ドル} - 8.00\text{ドル} = 4.00\text{ドル}\) です。
よくある質問
マークアップと利益率(マージン)は同じですか? いいえ、違います。原価8ドルに50%のマークアップを設定すると販売価格は12ドルになりますが、マージン(利益 ÷ 販売価格)はわずか33.3%です。
マークアップは100%を超えることもありますか? はい。200%のマークアップは原価を3倍にするので、10ドルの商品は30ドルで販売されます。
マークアップ0%とはどういう意味ですか? 販売価格が原価と同じになるため、利益はまったく出ません。