日割り給与(プロレート給与)とは?
日割り給与とは、支給期間の全期間ではなく一部しか勤務しなかった場合に、実際に働いた分だけ受け取る給与のことです。月の途中で入社・退職したとき、無給休暇を取得したとき、パートタイムからフルタイムへ切り替えたとき、あるいは期間の途中で給与額が変わったときなどに、この日割り計算がよく使われます。雇用主は取り決めた金額の満額を支払うのではなく、実際に勤務した期間の割合に応じて金額を調整します。
この計算ツールの使い方
入力するのは次の3項目です。まず年収(年間給与)には、取り決めた1年間の総支給額、または日割り計算したい期間の金額を入力します。次に、その期間内に実際に勤務した勤務日数、そして期間の総日数を入力してください。ツールは給与額に「勤務日数 ÷ 総日数」の割合を掛け合わせ、按分後の金額と、期間全体に対する勤務割合(%)を表示します。
計算式の仕組み
計算はとてもシンプルな比例計算です。
$$\text{日割り給与} = \text{年収} \times \frac{\text{勤務日数}}{\text{期間の総日数}}$$
\(\frac{\text{勤務日数}}{\text{総日数}}\)という分数は、期間のうちどれだけを勤務したかを表します。給与額にこの割合を掛けることで、按分後の支給額が求められます。「期間」は基準さえ揃っていればどんな単位でも構いません。1年(365日)でも、1か月(30日またはその月の暦日数)でも、特定の支給サイクルでも使えます。
計算例
たとえば年収が60,000ドルで、30日ある月の16日目に入社し、30日のうち15日を勤務したとします。割合は \(15 \div 30 = 0.5\) となるため、年収を基準に按分する場合は \(60{,}000 \times 0.5 = 30{,}000\)ドル がその期間の日割り給与になります。一方、給与欄に月額を入力した場合は、\(2{,}500 \times 0.5 = 1{,}250\)ドル となります。給与額と期間の単位が必ず一致するように注意しましょう。
よくある質問(FAQ)
365日と勤務日数(営業日)のどちらを使うべきですか? 勤務日数と総日数の基準が揃っていれば、どちらでも構いません。暦日ベースで按分するなら365日(またはその月の日数)を、営業日ベースで按分するなら両方の欄に営業日のみを数えて入力してください。
税金は含まれていますか? いいえ。表示される金額は、税金・社会保険・各種控除を差し引く前の総支給額(額面)です。
総日数に1年分を入れてもいいですか? はい。総日数に365を入力し、実際に勤務した暦日数を入れれば、年収をそのまま日割り計算できます。