普通預金の月利計算ツールとは?
このツールは、現在の預金残高と口座に適用される年利(APR)をもとに、1か月分の利息がいくらになるかを試算するものです。銀行は通常、利率を「年利」で表示しますが、実際には利息を毎月付与するケースが多くあります。そこで年利を12で割れば、残高に適用される「月あたりの利率(月利)」を求めることができます。なお、APRは欧米の銀行で一般的に使われる表記で、日本の普通預金の表示金利とは制度や前提が異なる場合がある点にご注意ください。
使い方
現在の口座残高と、銀行が提示している年利を入力します(例:3% なら「3」と入力)。すると、今月得られる利息、それに相当する月利、単利での年間利息、そして1か月分の利息が加算された後の残高が、その場で表示されます。
計算式の解説
基本となる計算式は次のとおりです:
$$\text{月利息} = \text{残高} \times \frac{\text{年利}}{12}$$ここで年利は小数で表します。たとえば年利6%なら \(0.06\) となり、月あたりの利率は \(0.06 \div 12 = 0.005\)(0.5%)です。これは複利を考慮しない「単利・1期間のみ」の概算です。月ごとに利息が積み上がっていく前提ではないため、長期的な予測ではなく、あくまで現時点でのおおまかな目安としてご利用ください。
計算例
たとえば、年利3%(APR)の口座に $10,000 を預けているとします。月利は \(3\% \div 12 = 0.25\%\) です。1か月分の利息は
$$\$10{,}000 \times 0.0025 = \$25.00$$となります。1年間(単利)では \(\$10{,}000 \times 0.03 = \$300\) で、1か月後の残高は $10,025 になります。
よくある質問
複利は考慮されていますか? いいえ。これは1か月分の単利による概算です。複利の場合は、利息が残高に加算されていくため、後の月になるほど得られる利息がわずかに増えていきます。
どの利率を入力すればよいですか? 12で割る計算をきれいに行うため、APY(実質年利)ではなく、銀行が提示するAPR(名目年利)を入力してください。
なぜ12で割るのですか? 1年は12か月あるため、年利を各月に均等に振り分けることで、月あたりの利率を求められるからです。