腹囲リスク測定ツールとは?
このツールは、あなたのウエストサイズを広く使われている臨床上の基準値と比較し、腹部肥満(内臓脂肪型肥満)のリスクを推定します。お腹まわりの過剰な脂肪は、2型糖尿病・高血圧・心血管疾患と強く関連しており、体重全体やBMI単独よりもリスクを的確に予測できることも少なくありません。ここで使用している基準値は、欧米系(ヨーロッパ系)の成人を対象として広く引用されているNIH/WHOのガイドラインに沿っています。アジア系の集団では基準がより低めに設定される場合があるため(日本ではメタボリックシンドロームの基準として男性85cm・女性90cmが用いられます)、本ツールはあくまで簡易スクリーニングとしてお使いください。診断ではありません。
使い方
メジャーを使い、おへその高さで、ふつうに息を吐いた状態で測定します。メジャーをきつく締め付けないように注意してください。性別と測定に使った単位(センチメートルまたはインチ)を選び、数値を入力して送信します。ツールは内部で値をセンチメートルに換算し、「低リスク」「リスク増加」「高リスク」のいずれかに分類します。
基準値の解説
男性の場合、ウエスト94cm(37インチ)以上でリスク増加、102cm(40インチ)以上で高リスクとなります。女性の場合、リスク増加の基準は80cm(31.5インチ)、高リスクの基準は88cm(35インチ)です。インチは1インチ=2.54cmで換算します。
$$\text{Waist}_{cm} = \text{Waist (in)} \times 2.54$$$$\text{男性のRisk} = \begin{cases} \text{High} & \text{Waist}_{cm} \ge 102 \\ \text{Increased} & 94 \le \text{Waist}_{cm} < 102 \\ \text{Low} & \text{Waist}_{cm} < 94 \end{cases}$$$$\text{女性のRisk} = \begin{cases} \text{High} & \text{Waist}_{cm} \ge 88 \\ \text{Increased} & 80 \le \text{Waist}_{cm} < 88 \\ \text{Low} & \text{Waist}_{cm} < 80 \end{cases}$$
計算例
ある男性のウエストが41インチだったとします。換算すると、\(41 \times 2.54 = 104.14\,\text{cm}\)。104.14cmは高リスクの基準値である102cmを上回るため、結果は高リスクとなります。
$$41 \times 2.54 = 104.14\,\text{cm} \ge 102 \Rightarrow \text{High}$$よくある質問
ウエストサイズはBMIより優れているのですか? ウエストサイズは、BMIでは見逃しがちな腹部の脂肪をとらえます。そのため、両方を組み合わせて活用するのが最適です。
正確にはどこを測ればよいですか? 一般的には、骨盤(腰骨)の上端やおへその高さで、素肌の上から、ふつうに息を吐いた状態で測ります。
この基準は誰にでも当てはまりますか? これは成人向けの一般的な目安です。一部の人種・民族ではより低い基準が推奨され、子どもや妊娠中の方には当てはまりません。