この計算ツールでできること
フリーランスや業務委託で働く人は、月給制ではなく「1日いくら」という日額(デイレート)で報酬を受け取るのが一般的です。そのため、ある案件が正社員のポジションと比べて割が良いのかどうか、ぱっと判断しづらいもの。この計算ツールは、あなたの日額を年間の額面収入(グロス)に換算し、あわせて月収・週収の目安も表示します。実際に請求できる稼働日数と、1年間に働く週数をもとに計算する仕組みです。
使い方
まず日額(1日あたりの単価)を入力します。次に週あたりの稼働日数を設定してください。フルタイムの契約なら通常は5日、パートタイムであればそれより少なめにします。最後に年間の稼働週数を入力します。多くのフリーランスは、有給休暇・祝日・体調不良・案件と案件のあいだの空白期間などを見込んで、44〜48週あたりで設定します(正社員は実質52週分が支払われると考えてください)。入力するとすぐに、年収・月収・週収の見込み額が表示されます。
計算式の解説
基本となる式はとてもシンプルで、$$\text{年収} = \text{日額} \times \text{週あたりの稼働日数} \times \text{年間の稼働週数}$$です。後ろの2つを掛け合わせると、その年に請求できる総稼働日数が出ます。これに日額を掛ければ、額面の年収になります。月収は年収を12で割った金額、週収は日額に週あたりの稼働日数を掛けた金額です。
計算例
たとえば日額が£400(ポンド)、週5日稼働、年間46週働く見込みとします。請求できる稼働日数は \(5 \times 46 = 230\)日。年収は \(\pounds 400 \times 230 = \pounds 92{,}000\) となります。月収は \(\pounds 92{,}000 \div 12 \approx \pounds 7{,}666.67\)、週収は \(\pounds 400 \times 5 = \pounds 2{,}000\) です。なお、ここでは例として英ポンドを使っていますが、円やドルなど、ご自身の通貨に置き換えてそのまま計算できます。
よくある質問
年間の稼働週数は何週にすればいい? 正社員の給与と「同じ条件」で比較したい場合は、低め(44〜47週)に設定するのがおすすめです。フリーランスが自分で負担する無給の休暇や、仕事のない期間を反映できます。
この金額は税引き前?それとも税引き後? 表示されるのは額面(グロス)の収入で、税金・経費・年金や保険などのコストを差し引く前の金額です。フリーランスはこうしたコストが高くつきやすく、会社員のような福利厚生もないため、手取りで比べると実際にはもっと低くなるのが普通です。
パートタイムの働き方にも対応している? はい。週あたりの稼働日数を3日や3.5日などに設定すれば、全体の金額もそれに応じて自動で調整されます。