ファガストローム・ニコチン依存度テストとは?
ファガストローム・ニコチン依存度テスト(FTND)は、喫煙者のニコチンへの身体的依存の度合いを評価する、広く使われている妥当性の検証済み質問票です。研究や臨床の現場で用いられる自己評価のスクリーニングツールであり、医学的な診断ではありません。喫煙について不安がある場合は、医師などの専門家に相談してください。なお、このテストは海外で開発・標準化されたものですが、ニコチン依存の評価指標として日本の禁煙外来などでも参考にされています。
この計算ツールの使い方
喫煙習慣についての6つの質問に、プルダウンメニューから当てはまる回答を選んでください。各選択肢のかっこ内には配点が表示されています。本ツールは回答をもとに0〜10点の合計スコアを自動計算し、対応する依存レベルを表示します。
計算式の解説
合計は単純な加重合計です。
$$\text{スコア} = \text{設問1} + \text{設問2} + \text{設問3} + \text{設問4} + \text{設問5} + \text{設問6}$$このうち2項目(起床後最初の1本までの時間、1日の喫煙本数)は0〜3点で重み付けされ、残りの4項目は「はい/いいえ」形式で0〜1点です。満点は10点です。一般的に用いられる判定区分は次のとおりです。0〜2点:低依存、3〜4点:低〜中程度、5〜7点:中程度、8〜10点:高依存。
計算例
たとえば、起床後5分以内に最初の1本を吸い(3点)、禁煙の場所で我慢するのがつらく(1点)、最もやめたくないのは朝の最初の1本で(1点)、1日に11〜20本吸い(1点)、午前中の方が多く吸い(1点)、病気で1日中寝込んでいても吸う(1点)人を考えてみましょう。合計は
$$3 + 1 + 1 + 1 + 1 + 1 = \mathbf{8}$$点となり、高い依存を示します。
よくある質問(FAQ)
スコアが高いと危険なのですか? スコアが高いほど身体的依存が強いことを示唆し、体系的なサポートやニコチン代替療法(ニコチンパッチ・ガムなど)が役立つ可能性がありますが、判断ができるのは医師などの専門家だけです。
最高点は何点ですか? 満点は10点です。
これで依存症と診断できますか? いいえ。これは依存の重症度を見積もるスクリーニングであり、診断ではありません。