グリセミックロードとは?
グリセミックロード(GL)は、ある食品を1食分食べたときに血糖値がどれくらい上がるかを示す指標です。グリセミック指数(GI)は食品に含まれる炭水化物がどれだけ速く消化されるかをランク付けしますが、「実際にどれだけの量を食べるか」は考慮していません。グリセミックロードは、糖質の「質(GI)」と「量(1食分あたりの炭水化物量)」の両方を組み合わせることで、その食品が血糖に与える本当の影響をより実感に近い形で表してくれます。
この計算機の使い方
食品のグリセミック指数(0〜100の値で、公表されているGI一覧表で確認できます)と、1食分に含まれる利用可能炭水化物のグラム数を入力してください。計算機はこの2つを掛け合わせて100で割り、その1食分のグリセミックロードを算出します。さらに、結果を「低・中・高」に自動で分類します。
計算式の解説
計算式は
$$\text{GL} = \frac{\text{GI} \times \text{Carbs (g)}}{100}$$です。100で割るのは、ブドウ糖を基準とした百分率的な指標であるGIを、実際に摂取する炭水化物量に合わせてスケール調整するためです。判定の目安は、GLが10未満なら「低」、10〜19なら「中」、20以上なら「高」となります。1日の合計が約100未満であれば、一般的に低めとされています。
計算例
中くらいのりんごはGIが約38で、炭水化物を約25g含みます。
$$\text{GL} = \frac{38 \times 25}{100} = \frac{950}{100} = 9.5$$となり、これは低グリセミックロードです。一方で、焼きじゃがいも(GI 85、炭水化物30g)の場合は
$$\frac{85 \times 30}{100} = 25.5$$となり、高グリセミックロードに分類されます。
よくある質問
GLはGIより優れているの? 日常の食事においては、糖質の種類だけでなく1食分の量も反映できるGLのほうが実用的です。
ここでいう「炭水化物」とは? データの出典でその区分が示されている場合は、利用可能(消化可能)炭水化物、つまり総炭水化物から食物繊維を差し引いた値を使ってください。
1食分全体でGLを合算してもいい? もちろんです。各食品のGLを足し合わせれば、その食事全体のグリセミックロードを見積もることができます。