この計算機でできること
このツールは、米国イリノイ州の残業規則に基づいて週の総支給額(額面)を試算します。イリノイ州最低賃金法および連邦の公正労働基準法(FLSA)により、適用除外でない(non-exempt)従業員の多くは、1週間に40時間を超えて働いた分について通常時給の1.5倍の支払いを受ける必要があります。イリノイ州では1日単位の残業計算は義務付けられておらず、残業は週単位で計算されます。表示される金額は、税金・社会保障税(Social Security)・その他の控除を差し引く前の額面(グロス)です。なお、これは米国イリノイ州の制度であり、日本の割増賃金(時間外手当)の計算ルールとは異なる点にご注意ください。
使い方
時給と、その週に働いた総労働時間を入力してください。計算機が自動的に、最初の40時間(通常時給で支払い)と、40時間を超えた分(1.5倍の割増賃金で支払い)に振り分け、合計して週の総支給額(額面)を算出します。
計算式の解説
労働時間が40時間以下の場合は、すべて通常時間となり残業はゼロです。労働時間が40時間を超える場合は、通常時間=40時間、残業時間=(総労働時間 − 40)となります。
$$\text{残業代} = \text{時給} \times 1.5 \times \text{残業時間}$$
$$\text{総支給額} = (\text{時給} \times \text{通常時間}) + \text{残業代}$$
計算例
時給20.00ドルで、1週間に45時間働いたとします。最初の40時間は通常賃金で、\(40 \times \$20 = \$800\)。残りの5時間は1時間あたり30ドル(\(20 \times 1.5\))の残業扱いとなり、\(5 \times \$30 = \$150\)。
$$\text{総支給額} = \$800 + \$150 = \$950$$
総支給額 = 800ドル + 150ドル = 950ドルとなります。
よくある質問
イリノイ州に1日単位の残業はありますか? いいえ。一部の州とは異なり、イリノイ州では1日8時間を超えた分ではなく、1週間に40時間を超えた労働時間のみを基準に残業を計算します。
適用除外になるのは誰ですか? 給与制の管理職・事務管理職・専門職の多くは残業の対象外(適用除外)となり、その他にも特定の区分が該当します。この計算機は、あなたが適用除外でない時給制の従業員であることを前提としています。
これは手取り額ですか? いいえ。表示される結果は、連邦およびイリノイ州の所得税、社会保障税(Social Security)、メディケア(Medicare)、各種福利厚生の控除を差し引く前の額面(グロス)です。