MCPで接続 →

計算を入力してください

公式

広告

結果

平均血圧(MAP)
93.33
mmHg
収縮期血圧(SBP) 120 mmHg
拡張期血圧(DBP) 80 mmHg
脈圧(収縮期血圧 − 拡張期血圧) 40 mmHg

平均血圧(MAP)とは?

平均血圧(MAP:Mean Arterial Pressure)とは、心臓が1回拍動する間(1心周期)に動脈にかかる平均的な圧力のことです。心臓は1心周期のうち約3分の2を拡張期(弛緩している時間)に費やすため、MAPは収縮期血圧と拡張期血圧の単純な平均ではなく、拡張期血圧寄りの値になります。臨床現場では、脳・腎臓・心臓といった重要な臓器に十分な血流が届いているかを判断する指標としてMAPが用いられます。臓器への灌流の観点では、MAPがおよそ70〜100 mmHgであれば一般に正常とされています。

Diagram of an arterial pressure waveform over one cardiac cycle showing systolic peak, diastolic trough, and the mean arterial pressure line
MAP represents the average arterial pressure across one cardiac cycle, sitting closer to diastolic pressure.

この計算ツールの使い方

収縮期血圧(SBP:上の数値)と拡張期血圧(DBP:下の数値)をmmHg単位で入力すると、MAPが表示されます。あわせて参考値として脈圧(収縮期血圧−拡張期血圧)も表示されます。なお、本ツールはあくまで学習・概算を目的としたものであり、医師による診断や専門的な医療アドバイスの代わりにはなりません。気になる数値がある場合は、必ず医療機関に相談してください。

計算式の解説

一般的な推定式は次のとおりです。

$$\text{MAP} = \text{DBP} + \frac{\text{SBP} - \text{DBP}}{3}$$

式中の「収縮期血圧 − 拡張期血圧」は脈圧を表し、これを3で割るのは、心臓が拡張期と収縮期に費やす時間の割合を反映したものです。これは MAP =(収縮期血圧 + 2 × 拡張期血圧)/ 3 と書き換えても同じ値になります。

広告
Visual breakdown of the MAP formula showing pulse pressure as the gap between systolic and diastolic, with one third added to diastolic
MAP equals diastolic pressure plus one third of the pulse pressure (SBP minus DBP).

計算例

血圧が120/80 mmHgの場合:脈圧 = 120 − 80 = 40 mmHg。

$$\text{MAP} = 80 + \frac{40}{3} = 80 + 13.33 = 93.33 \text{ mmHg}$$

となり、正常な灌流の範囲にしっかり収まっています。

よくある質問(FAQ)

MAPは収縮期血圧と拡張期血圧の単純な平均ですか? いいえ。拡張期は収縮期よりも時間が長いため、MAPは拡張期血圧寄りの値となり、単純な平均よりも低くなります。

健康的とされるMAPはどのくらいですか? 臓器への灌流という点では、おおよそ70〜100 mmHgのMAPが十分とされています。ただし、適切な目標値は患者さんの状態によって異なります。

心拍数が高いときでもこの式は使えますか? 「1/3」という重み付けは、安静時の正常な心拍数を前提としています。心拍数が非常に高いと拡張期が短くなるため、この推定式の精度は低下します。

最終更新: