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公式

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結果

臨界角
41.81°
この角度を超えると全反射が起こります
臨界角(ラジアン) 0.7297 rad
屈折率の比 n₂ / n₁ 0.6667

臨界角とは?

光が屈折率の高い媒質(密な媒質、n₁)から屈折率の低い媒質(疎な媒質、n₂)へ進むとき、光は法線から離れる方向に屈折します。入射角を大きくしていくと屈折光はさらに大きく曲がり、やがて境界面に沿って進むようになります。このときの入射角を臨界角(θc)と呼びます。臨界角を超えると光は屈折して外へ出ることができず、すべて内側へ反射されます。これが全反射(TIR)と呼ばれる現象です。全反射は、光ファイバーが長距離にわたって光を伝える仕組みや、ダイヤモンドが輝く理由でもあります。

Light rays hitting a boundary between a dense and less dense medium at increasing angles, showing refraction, the critical angle, and total internal reflection
As the incidence angle increases, the refracted ray bends away until it reaches the critical angle, beyond which all light is internally reflected.

この計算ツールの使い方

まず、光が現在進んでいる密な媒質の屈折率(n₁)を入力し、続いて光が進もうとしている疎な媒質の屈折率(n₂)を入力します。「計算」ボタンを押すと、臨界角が度(°)とラジアンの両方で表示されます。臨界角は物理的に \(n_1 > n_2\) のときしか存在しないため、この条件を満たす場合のみ結果が表示されます。

計算式の解説

臨界角はスネルの法則 \(n_1 \cdot \sin(\theta_c) = n_2 \cdot \sin(90°)\) から直接導かれます。\(\sin(90°) = 1\) であるため、式を整理すると \(\sin(\theta_c) = n_2/n_1\) となり、したがって次の式が得られます。

$$\theta_c = \arcsin\!\left(\frac{\text{n}_2}{\text{n}_1}\right)$$

アークサイン(逆正弦)が定義されるには \(n_2/n_1\) の比が 1 以下である必要があり、これがまさに \(n_1 > n_2\) という条件に対応しています。

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Right triangle representation of arcsin relationship between refractive indices and critical angle
The critical angle comes from the inverse sine of the ratio n₂/n₁.

計算例

ガラス(\(n_1 = 1.5\))の中を進んできた光が、空気(\(n_2 = 1.0\))へ向かう場合を考えます。比は \(1.0/1.5 = 0.6667\) となり、

$$\theta_c = \arcsin(0.6667) \approx 41.81°$$

です。つまり、ガラスと空気の境界面に法線から約41.8°より大きい角度で当たった光は、すべて全反射されることになります。

よくある質問(FAQ)

計算結果が表示されないのはなぜですか? 臨界角は、密な媒質から疎な媒質へ光が進むときにのみ存在します。\(n_2\) が \(n_1\) 以上の場合、光は必ず屈折して外へ出てしまうため、全反射は起こらず臨界角も存在しません。

空気中のダイヤモンドの臨界角はどのくらいですか? \(n_1 \approx 2.42\)、\(n_2 = 1.0\) とすると、\(\theta_c = \arcsin(1/2.42) \approx 24.4°\) となります。この小さな臨界角こそが、ダイヤモンドが内部に光を閉じ込めて強く反射し、まばゆく輝く理由です。

波長は影響しますか? わずかに影響します。屈折率は波長によって変化する(分散)ため、厳密な計算を行う場合は、対象とする光の色に応じた屈折率を使用してください。

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