分配法則とは?
分配法則は、算数や代数の基本となるルールのひとつです。「ある数に和をかけた結果」は、「その数を各項に別々にかけてから足し合わせた結果」と等しくなる、という法則です。記号で表すと $$\text{a}(\text{b} + \text{c}) = \text{a}\cdot\text{b} + \text{a}\cdot\text{c}$$ となります。この計算機では式を展開し、各ステップを表示するので、答えがどのように導かれるのかをはっきり確認できます。
この計算機の使い方
まずカッコの外側の係数 a を入力し、続いてカッコ内の2つの項 b と c を入力します。計算機がカッコ内の和(\(\text{b} + \text{c}\))、それぞれの積(\(\text{a} \times \text{b}\) と \(\text{a} \times \text{c}\))、そして最終的な合計を自動で求めます。3つの入力欄はいずれも小数や負の数にも対応しています。
公式の解説
分配法則を使うと、係数を足し算全体に「分配」できます。先に足してから計算する代わりに、各項に a をかけてから足し合わせても構いません。どちらの手順でも答えは同じになります。これはカッコの展開や因数分解の土台になるだけでなく、$$6 \times 23 = 6(20 + 3) = 120 + 18 = 138$$ のような暗算のテクニックにも役立ちます。
計算例
例として \(\text{a} = 3\)、\(\text{b} = 4\)、\(\text{c} = 5\) としてみましょう。まず \(\text{b} + \text{c} = 9\) を求めると、$$\text{a}(\text{b} + \text{c}) = 3 \times 9 = 27$$ となります。分配して計算すると、\(\text{ab} = 3 \times 4 = 12\)、\(\text{ac} = 3 \times 5 = 15\) で、$$\text{ab} + \text{ac} = 12 + 15 = 27$$。どちらの方法でも結果は一致し、答えは 27 です。
よくある質問
負の数でも使えますか? はい、使えます。例えば \(2(-3 + 5) = 2(2) = 4\) となり、\((2\times-3) + (2\times5) = -6 + 10 = 4\) と一致します。
a・b・c に小数を入力できますか? はい、どんな実数でも入力できます。
引き算の場合はどうすればいいですか? \(\text{a}(\text{b} - \text{c})\) は \(\text{a}(\text{b} + (-\text{c}))\) と同じです。c に負の数を入力するだけで対応できます。