エポキシ円形計算ツールとは?
「エポキシ円形計算ツール」は、丸い面や型に流し込むレジンの必要量を正確に割り出すためのツールです。円形テーブルの天板をコーティングする、コースターを作る、両端が丸いリバーテーブルを仕上げる、デコレーション用の壁掛け時計を流し込む——どんな場面でも、エポキシの量を勘で決めると、高価なレジンを使いすぎたり、作業の途中で足りなくなって困ったりしがちです。このツールなら、「直径」と「流し込みの厚み」というたった2つの数値を入力するだけで、半径・表面積・総体積・必要な混合レジンのガロン数まで一気に算出でき、面倒な見積もりから解放されます。
使い方
きれいに仕上げるコツは、円を正確に測ることです。次の手順で進めましょう。
- 直径:円のいちばん広い部分を、端から端までまっすぐ測ります。
- 厚み:エポキシ層の厚さを決めます。表面のフラッドコートは通常1/8インチ〜1/4インチ程度、深く流し込むキャストや型では1インチ以上になることもあります(使用するレジンの最大流し込み深さを必ず確認してください)。
- 両方の値を同じ単位で入力すると、半径・面積・体積・必要なガロン数が表示されます。
こぼれや垂れ、計量カップに残る分を考慮して、約10%多めに用意しておくと安心です。
計算式の解説
厚みが一定の円形の流し込みは、要するに「背の低い円柱」と同じです。そのため、このツールでは円柱の体積の式を使っています。
$$\text{Gallons} = \frac{\pi \left(\dfrac{\text{Diameter (in)}}{2}\right)^2 \times \text{Depth (in)}}{231}$$- 半径=直径 ÷ 2
- 面積=\(\pi \times \text{半径}^2\)
- 体積=面積 × 厚み
- ガロン数=体積(立方インチ)÷ 231
「231」は1米ガロンあたりの立方インチ数です。したがって、ガロンの計算結果は米国式の単位(米ガロン)に基づいています。日本ではガロンは一般的でないため、必要に応じて下記の換算でリットルに直してご利用ください。
計算例
たとえば、直径24インチの丸テーブルに、1/8インチ(0.125インチ)の厚さでフラッドコートする場合を考えてみましょう。
- 半径=\(24 \div 2 = 12\)インチ
- 面積=\(\pi \times 12^2 = 452.4\)平方インチ
- 体積=\(452.4 \times 0.125 = 56.5\)立方インチ
- ガロン数=\(56.5 \div 231 \approx 0.24\)ガロン
つまり、混合したエポキシ約4分の1ガロンに、ロス分を少し足した量が必要になります。
よくある質問
この数値はレジンと硬化剤の両方を含んでいますか? はい。体積の数値は「混合後のエポキシ全体」の量です。お使いの製品の指定された比率でレジンと硬化剤を混ぜ合わせ、その量になるようにしてください。
表面が完全に平らでない場合は? 想定する平均的な厚みを入力してください。エポキシは自己レベリング(セルフレベリング)するため、くぼみや出っ張りは流し込むうちに均一にならされます。
リットルで計算できますか? 計算結果は米ガロン基準です。リットルに換算するには、ガロン数に3.785を掛けてください。