インチ→分数 変換計算機とは?
このツールは、2.375インチのような小数で表されたインチの寸法を、一般的なメジャーや定規で使われる最も近い分数インチに変換します。アメリカやイギリスなどで使われるインチ(1インチ=25.4mm)の表記で、寸法を「2分の1」「4分の1」「8分の1」「16分の1」「32分の1」「64分の1」インチといった分数で扱う木工、金属加工、裁縫などの作業にぴったりです。なお、日本ではメートル法(mm)が主流ですが、海外規格の図面や工具、輸入製品を扱う際に役立ちます。
使い方
小数のインチ値を入力し、丸めたい精度(分母)を選びます。計算機は、整数インチ部分・約分された分数・それに相当する仮分数を表示します。たとえば「最も近い1/16」を選ぶと、値が最寄りの16分の1インチに丸められ、その結果が約分されます。
計算式の解説
まず、寸法の小数部分に選んだ分母 D を掛け、最も近い整数に丸めて分子を求めます:
$$n = \operatorname{round}(d \times D)$$次に、分数 \(n/D\) の分子と分母を両者の最大公約数(GCD)で割って約分し、最も簡単な等価の分数を得ます。
$$\text{Inches} = \lfloor x \rfloor + \frac{\operatorname{round}\!\left((x - \lfloor x \rfloor)\cdot d\right)}{d} \quad\Longrightarrow\quad \text{reduced fraction}$$
計算例
2.375インチを最も近い1/16インチに変換してみましょう。整数部分は2です。小数部分は0.375なので、
$$n = \operatorname{round}(0.375 \times 16) = \operatorname{round}(6) = 6$$となります。分数は \(6/16\) となり、最大公約数2で約分すると 3/8 です。したがって 2.375インチ = 2 3/8インチ となります。
よくある質問
なぜ答えが丸められるのですか? メジャーには決まった分数の目盛りしかないため、どんな小数値も最も近い目盛りに合わせる必要があります。より細かい精度がほしい場合は、1/64のように大きな分母を選んでください。
分数が繰り上がって整数インチになる場合は? 丸めた結果、分子が分母と等しくなった場合(例:16/16)、計算機はそれを繰り上げて整数インチ部分に1を加えます。
マイナスの値にも対応していますか? はい。符号はそのまま保持され、結果の整数インチ部分に適用されます。