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公式

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結果

恒星の光度
1
× 太陽光度(L☉)
光度(ワット) 382,799,090,315,259,050,000,000,000 W
半径(メートル) 695,700,000 m

恒星光度計算ツールとは?

このツールは、恒星が1秒間に放射する総エネルギー、すなわち「光度」を、わずか2つの値だけから推定します。必要なのは恒星の半径と表面(有効)温度の2つです。恒星を理想的な黒体とみなし、恒星天体物理学の基礎であるシュテファン=ボルツマンの法則を適用します。結果はワット単位と、太陽光度(L☉)を基準とした倍率の両方で表示されます。

使い方

恒星の半径を太陽半径(太陽 = 1 R☉)で、表面温度をケルビン(K)で入力します。計算ツールは、IAU(国際天文学連合)が定める太陽半径の公称値(\(6.957\times10^{8}\ \text{m}\))を用いて半径をメートルに換算し、光度を算出します。参考までに、太陽の半径は1 R☉、有効温度は約5772 Kです。

計算式の解説

シュテファン=ボルツマンの法則によれば、黒体が単位面積あたりに放射する出力は温度の4乗に比例します(\(j = \sigma T^{4}\))。これに恒星の全表面積 \(4\pi R^{2}\) を掛け合わせると、全光度が求められます。

$$L = 4\pi R^{2} \sigma\, T^{4}$$

温度の\(T^{4}\)依存性があるため、わずかな温度の違いが光度に大きく影響します。たとえば温度が2倍になると、放射出力は16倍に跳ね上がります。

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表面から放射を放つ恒星の図。半径Rと表面温度Tを表示
恒星は球面全体(\(4\pi R^{2}\))から、温度Tで決まる割合でエネルギーを放射します。

計算例

太陽に似た恒星で、\(R = 1\ R_{\odot} = 6.957\times10^{8}\ \text{m}\)、\(T = 5772\ \text{K}\) の場合を考えます。表面積は $$4\pi(6.957\times10^{8})^{2} \approx 6.082\times10^{18}\ \text{m}^{2}$$ となります。\(\sigma = 5.670374419\times10^{-8}\)、\(T^{4} = (5772)^{4} \approx 1.110\times10^{15}\) を用いると、$$L \approx 6.082\times10^{18} \times 5.670\times10^{-8} \times 1.110\times10^{15} \approx 3.83\times10^{26}\ \text{W}$$ となり、ほぼ太陽1個分の光度に相当します。

小さく低温の星、太陽、大きく高温の星の光度を比較する棒グラフ
光度は温度(4乗)と半径の2乗に応じて急激に増加します。

よくある質問

完全な黒体を仮定しているのですか? はい。実際の恒星はわずかにずれますが、有効温度はこの黒体の式が正しい光度を与えるように定義されています。

太陽光度はどの値を使っていますか? IAUの公称値である \(L_{\odot} = 3.828\times10^{26}\ \text{W}\) を使用しています。

恒星以外の天体にも使えますか? この法則は、半径と有効温度がわかっていれば、惑星や褐色矮星など、球状の熱放射体すべてに適用できます。

最終更新: