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公式

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結果

放射パワー
459.3
ワット(W)
放射束密度(P/A) 459.3 W/m²
シュテファン・ボルツマン定数(σ) 5.670374419 × 10⁻⁸ W·m⁻²·K⁻⁴

シュテファン・ボルツマンの法則とは?

シュテファン・ボルツマンの法則は、物体がその温度に応じてどれだけの熱放射(熱エネルギー)を放出するかを表す法則です。表面から放射される全パワーは、その絶対温度の4乗に比例するとされています。この計算ツールでは、物体の放射率・表面積・温度から、放射パワー P(単位:ワット)を求めます。

高温の物体が全方向に熱放射の矢印を放っている図
加熱された物体は表面から全方向に熱エネルギーを放射する。

計算式

この法則は $$P = \varepsilon \cdot \sigma \cdot A \cdot T^{4}$$ と表され、各記号の意味は次のとおりです。

\(\varepsilon\):放射率(完全反射体なら 0、理想的な黒体なら 1)。
\(\sigma\):シュテファン・ボルツマン定数、\(5.670374419 \times 10^{-8}\ \text{W}\cdot\text{m}^{-2}\cdot\text{K}^{-4}\)。
\(A\):放射する表面積(平方メートル)。
\(T\):絶対温度(ケルビン、K)。

温度は4乗で効いてくるため、わずかな温度上昇でも放射パワーは劇的に増加します。

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PがTの4乗に比例することを急峻な上昇曲線で示した図
放射パワーは温度とともに急激に増大し、\(T^{4}\)に比例する。

計算ツールの使い方

放射率(0〜1)、表面積(平方メートル)、温度(ケルビン)を入力します。摂氏(℃)をケルビンに変換するには、273.15 を足してください。計算ツールは、総放射パワー(ワット)と、単位面積あたりの放射発散度(放射束密度、W/m²)を表示します。

計算例

表面積 1 m²、温度 300 K の黒体(\(\varepsilon = 1\))を考えます。このとき $$P = 1 \times 5.670374419 \times 10^{-8} \times 1 \times 300^{4}$$ となります。\(300^{4} = 8.1 \times 10^{9}\) なので、\(P \approx 459.3\ \text{W}\) です。表面積が 1 m² なので、放射束密度も同じ値 \(\approx 459.3\ \text{W/m}^{2}\) になります。

よくある質問(FAQ)

なぜ温度はケルビンで入力する必要があるのですか? この法則は絶対温度を使うためです。摂氏(℃)や華氏(℉)のまま計算すると正しい結果になりません。必ず先にケルビンへ変換してください。

放射率(emissivity)とは何ですか? 理想的な黒体と比べて、その表面がどれだけ効率よく放射を放出するかを示す無次元の値(0〜1)です。磨いた金属は約 0.05、つや消しの黒い表面は 1 に近づきます。

吸収する放射も考慮されていますか? いいえ。この計算は放出される総パワーのみを示します。正味の放射収支を求めるには、周囲から吸収するパワーを差し引きます:$$P_{net} = \varepsilon \sigma A (T^{4} - T_{surr}^{4})$$

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