ペース計算ツールとは?
ペース計算ツールは、トータルの経過時間と走った距離を入力するだけで、比較しやすいひとつの数値=ペースに変換してくれるツールです。ペースは「1kmあたり◯分◯秒」または「1マイルあたり◯分◯秒」で表され、持久系トレーニングでもっとも役立つ指標といえます。距離が違う練習どうしの頑張りを横並びで比べたり、レース当日のペース配分を組み立てたりできるからです。さらにこのツールでは、km/hまたはmph(マイル毎時)での平均速度も同時に表示します。
使い方
ラン・ウォーク・バイク・スイムにかかった時間を、時・分・秒で入力します。続いて移動した距離を入力し、キロメートルかマイルを選びます。すると、単位あたりのペースと平均速度がその場で表示されます。短時間の運動なら「時」の欄は0のままでかまいません。
計算式の解説
ペースはトータルタイムを距離で割って求めます。ペース = トータルタイム ÷ 距離。$$\text{Pace} = \frac{\text{Hours}\times 3600 + \text{Minutes}\times 60 + \text{Seconds}}{\text{Distance}}\ \text{(sec per unit)}$$まず入力された時間をすべて秒に換算し、それを距離で割って「単位あたりの秒数」を出します。最後に、それを分・秒の形に直して表示します。速度はこれと逆の関係で、時間(時)あたりの距離になります。速度 = 距離 ÷ 時間(時)。$$\text{Speed} = \frac{\text{Distance}}{\dfrac{\text{Hours}\times 3600 + \text{Minutes}\times 60 + \text{Seconds}}{3600}}\ \text{(units per hour)}$$
計算例
たとえば5キロメートルを25分で走ったとします。合計は1,500秒です。1,500を5で割ると1キロメートルあたり300秒、つまりちょうど5:00/kmになります。速度は \(5\,\text{km} \div \left(1500 \div 3600\right)\,\text{時} = 5 \div 0.4167 \approx 12\,\text{km/h}\) です。
よくある質問
「良いペース」とはどのくらい? 体力や目標によって変わります。市民ランナーの多くは1kmあたり6:00〜7:00(1マイルあたり約9:30〜11:15)あたりを目安にしますが、特定の基準値よりも「続けられること」のほうが大切です。
マイルとキロメートルのペースはどう換算する? 1マイルあたりのペースに0.6214を掛けると、1kmあたりのペースになります。もしくは、このツールで単位を切り替えてもう一度計算するだけでもOKです。
サイクリングやスイミングにも使える? 使えます。時間と距離があるアクティビティならどれでも対応します。距離に合った単位を選んで計算してください。