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公式

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結果

残余利益
50,000
エクイティチャージ控除後の経済的利益
純利益 100,000
エクイティチャージ(株主資本コスト額) 50,000

残余利益とは?

残余利益(Residual Income:RI)は「経済的利益(エコノミックプロフィット)」とも呼ばれ、企業や投資が使用した株主資本のコストを差し引いたうえで、どれだけ価値を生み出したかを測る指標です。会計上の純利益とは異なり、残余利益では株主が要求するリターン分のチャージを控除します。そのため、プラスであれば投資家が期待する最低限のリターンを上回って稼いだことを意味し、マイナスであれば帳簿上は黒字でも実質的には価値を毀損していることを示します。

この計算ツールの使い方

入力するのは次の3つの値です。純利益(Net Income)=税引後利益、自己資本(Equity)=株主資本(自己資本の簿価)または投下資本、そして株主資本コスト(Cost of Equity)=投資家が要求するリターン率(パーセント)です。本ツールは自己資本に株主資本コスト率を掛けて「エクイティチャージ(株主資本コスト額)」を求め、それを純利益から差し引いて残余利益を算出します。

計算式の解説

基本となる式は次のとおりです。

$$\text{残余利益} = \text{純利益} - \left( \text{自己資本} \times \text{株主資本コスト} \right)$$

このうち自己資本 × 株主資本コストが「エクイティチャージ」、つまり事業に投じられた資本に対して株主が要求する金額です。このハードルを超えた純利益こそが、真の経済的利益となります。

純利益を株主資本コストと残余利益に分けた棒グラフ
残余利益とは、純利益から株主資本コストを差し引いた残りの金額です。

計算例

ある企業の純利益が100,000ドル、自己資本が500,000ドル、株主の要求リターンが10%だとします。エクイティチャージは \( 500{,}000 \times 10\% = 50{,}000 \) ドル。残余利益は \( 100{,}000 - 50{,}000 = 50{,}000 \) ドルとなります。つまりこの企業は、投資家が要求する水準を50,000ドル上回る価値を生み出したことになります。

純利益−株主資本コスト=残余利益を示すフロー図
計算例の流れ:純利益から株主資本コストを引くと残余利益になります。

よくある質問

残余利益と純利益は同じものですか? いいえ。純利益は株主資本コストを考慮しませんが、残余利益はそれを控除するため、価値創造の実態をより正確に映し出します。

残余利益はマイナスになることもありますか? はい。純利益がエクイティチャージを下回ると、RIはマイナスになります。これは資本コストに見合うだけの利益を稼げていない状態を意味します。

株主資本コストには何を使えばよいですか? 多くのアナリストはCAPM(資本資産価格モデル)を使って推計するか、投資家の要求収益率をそのまま用います。

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