貯蓄率(老後資金の積立率)とは?
貯蓄率とは、毎年の「額面(税引き前)収入」のうち、将来のためにどれだけを積み立てているかの割合のことです。自分自身の拠出額に加えて、企業からのマッチング拠出(勤務先が上乗せしてくれる金額)を含めて考える場合もあります。これは家計管理のなかでもとりわけ重要な数字で、資産形成の初期段階では「市場の運用利回り」よりも「いくら貯めるか」のほうが結果を大きく左右します。この計算ツールは通貨に依存しないため、どの国・どの通貨でも利用できます。お使いの通貨でそのまま金額を入力してください。
この計算ツールの使い方
額面年収(税引き前の総収入)と、老後資金として1年間に貯蓄する金額を入力してください。貯蓄率がパーセンテージで表示されるほか、毎月の積立額に換算した金額も確認できるので、家計の予算と照らし合わせて無理がないかチェックできます。
計算式の解説
計算自体はシンプルな割り算をパーセンテージにしたものです。$$\text{貯蓄率} = \frac{\text{年間貯蓄額}}{\text{額面年収}} \times 100\%$$ で求められます。ゆとりある老後を迎えるための目安として、(マッチング拠出を含めて)15%以上を推奨するファイナンシャルプランナーは少なくありません。ただし、最適な貯蓄率は年齢・目標とする退職時期・すでにある資産額によって変わります。
計算例
たとえば年収が60,000で、年間に9,000を貯蓄しているとします。このときの貯蓄率は $$9{,}000 \div 60{,}000 \times 100 = \textbf{15\%}$$ です。これは月あたりにすると \(9{,}000 \div 12 = 750\) を積み立てている計算になります。
よくある質問
企業のマッチング拠出は含めるべき? はい。マッチング拠出を含めると、自分が将来に向けて投じている合計額の全体像がわかります。一方で「自分自身がどれだけ貯められているか」だけを測りたい場合は、含めずに計算してください。
額面(総額)と手取り、どちらの収入を使う? 一般的な貯蓄率は額面(税引き前)の収入を基準に算出します。この計算ツールでも額面年収を入力することを前提としています。
理想的な貯蓄率はどれくらい? よく言われる目安は15%以上です。さらに20〜30%と高い貯蓄率を目指せば、早期リタイアや、より厚みのある資金的な備えが可能になります。