貯蓄率とは?
貯蓄率とは、収入のうち「使わずに取っておいた金額」が占める割合のことです。お金の管理がうまくいっているかを示す、最もシンプルかつ強力な指標のひとつといえます。毎月の手取りから多く残せるほど資産は速いペースで増え、生活防衛資金(緊急予備資金)の確保、住宅購入の頭金づくり、早期リタイア(FIRE)といった目標にも早く近づけます。
この計算ツールの使い方
ある期間(1か月・給料1回分・1年など)に貯めた金額と、同じ期間の収入を入力してください。ポイントは、2つの数字を必ず同じ期間でそろえることです。入力すると、貯蓄率がパーセントで表示され、あわせて「貯めた額」と「使った額」も確認できます。
計算式の解説
計算自体はとてもシンプルです。貯めた金額を収入で割り、100を掛けて小数をパーセントに直すだけです。
$$\text{貯蓄率(%)} = \frac{\text{貯金額}}{\text{収入}} \times 100$$
収入を「額面(税引き前)」で見るか「手取り(税引き後)」で見るかは自由ですが、日常の貯蓄の実態をつかむには手取りベースのほうが現実的です。
計算してみよう(具体例)
たとえば、1か月の収入が4,000ドルで、そのうち500ドルを貯金したとします。このときの貯蓄率は $$(500 \div 4{,}000) \times 100 = 12.5\%$$ です。つまり、残りの3,500ドル(収入の87.5%)を使った計算になります。※金額はドル建ての例ですが、円など他の通貨でも同じ式でそのまま計算できます。
よくある質問(FAQ)
理想的な貯蓄率はどのくらい? 多くのファイナンシャルプランナーは、収入の15〜20%以上を目安にすることをすすめています。とはいえ、プラスであればまずは十分な第一歩で、高ければ高いほど理想的です。
額面と手取り、どちらで計算すべき? 一貫して使えばどちらでも構いません。家計管理の実感に近いのは、手取り(税引き後)ベースです。
会社の退職金・企業年金の拠出は含める? 含めるなら、貯金額と収入の両方に加える必要があります。あくまで自分自身の貯蓄率を知りたい場合は、自分が出した分だけで計算するのが一般的です。なお、日本でいえば企業型DC(確定拠出年金)やiDeCo、財形貯蓄などが近い仕組みにあたります。