このRMR計算機でわかること
安静時代謝量(RMR:Resting Metabolic Rate)とは、まったく動かず安静にしているときでも、生命を維持するために消費されるカロリーのことです。心臓や肺、脳、その他の臓器を働かせ続けるために、私たちの体は何もしなくてもエネルギーを使っています。この計算機は、信頼性の高い「ミフリン・サンジョール(Mifflin-St Jeor)式」を用いてその値を推定し、さらに5段階の活動レベルごとに1日あたりの総消費カロリーの目安を算出します。単位はメートル法(キログラム・センチメートル)を使用し、国籍を問わず成人の方にご利用いただけます。
入力する項目
- 年齢 – 満年齢(歳)。代謝量は加齢とともにゆるやかに低下します。
- 性別 – 男性または女性。計算式では性別ごとに異なる定数を用います。
- 体重(kg) – キログラム単位の体重。
- 身長(cm) – センチメートル単位の身長。
計算式の仕組み
この計算機ではミフリン・サンジョール式を採用しています。
- 男性: RMR =(10 × 体重kg)+(6.25 × 身長cm)−(5 × 年齢)+ 5
- 女性: RMR =(10 × 体重kg)+(6.25 × 身長cm)−(5 × 年齢)− 161
RMRが求まったら、それに活動係数を掛けて1日に必要な総カロリーを推定します。
- ほとんど運動しない(座り中心):RMR × 1.2
- 軽い運動(週1〜3日):RMR × 1.375
- 中程度の運動(週3〜5日):RMR × 1.55
- activeに運動(週6〜7日):RMR × 1.725
- 非常に激しい運動(毎日のハードな運動・肉体労働):RMR × 1.9
計算例
体重80kg・身長180cmの30歳男性を例に見てみましょう。
RMR =(10 × 80)+(6.25 × 180)−(5 × 30)+ 5 = 800 + 1125 − 150 + 5 = 1日あたり1,780カロリー
この男性が中程度の運動をしている場合、1日に必要なカロリーは 1,780 × 1.55 ≈ 2,759カロリー となります。座り中心の日であれば 1,780 × 1.2 = 2,136カロリー、非常に活動的な日であれば約3,071カロリーに達します。
よくある質問
RMRとBMRは同じものですか? 非常に近い概念で、しばしば同じ意味で使われます。RMR(安静時代謝量)は安静時に消費されるカロリーを指し、BMR(基礎代謝量)はより厳密な絶食・実験室条件下で測定されるため、わずかに低めになる傾向があります。ミフリン・サンジョール式はどちらの推定にも広く用いられています。
この数値はどう活用すればいいですか? 体重を維持したい場合は、活動レベルで調整した総カロリーを目安に食べるとよいでしょう。減量したいなら、それより少なく(1日あたり約500カロリーの不足で、週におよそ0.5kgの減量に相当します)、増量したいなら、それより多く摂取します。
結果はどのくらい正確ですか? ミフリン・サンジョール式は、一般的な人々に対して最も精度の高い予測式の一つです。ただし実際の代謝は、筋肉量や遺伝、健康状態などによって個人差があります。あくまで信頼できる「目安」として捉え、厳密な測定値とは考えないようにしましょう。