MCPで接続 →

計算を入力してください

公式

広告

結果

商 Q(x)
x^2 - 5x + 6
次数が1つ下がります
余り 0
読み取った係数 4

組立除法とは?

組立除法(synthetic division)は、多項式P(x)を \((x - r)\) の形の1次式で割るときに使える、すばやい計算法です。筆算の多項式割り算を書き出す代わりに、係数の数値だけを使って計算を進められ、もとより次数が1つ低い商の多項式と、1つの余りが得られます。剰余定理(Remainder Theorem)により、この余りは\(P(r)\)に等しくなるため、同じ手順で \(x = r\) における多項式の値を求めることもできます。

係数、除数の根、下ろし矢印を含む組立除法の表のレイアウト
古典的な組立除法の表:左に除数の根、上に係数、下に積と和。

この計算機の使い方

多項式の係数を、最高次の項から定数項まで順に、カンマまたはスペースで区切って入力します。抜けている次数があれば、その係数に0を入れてください(例:x³ − 2 は 1, 0, 0, -2 となります)。次に、割る式 \((x - r)\) の根 \(r\) を入力します。\((x + 3)\) で割る場合は \(r = -3\) とします。計算機が商の多項式と余りを返します。

計算式の仕組み

係数を a₀, a₁, …, aₙ と並べます。まず a₀ をそのまま b₀ として下ろします。以降の各項は、漸化式 \(b_i = a_i + r\cdot b_{i-1}\) で求めます。b₀ から bₙ₋₁ までが商の係数となり、最後の値 bₙ が余り \(R\) です。式で表すと \(P(x) = (x - r)\cdot Q(x) + R\) となります。

$$\begin{gathered} b_0 = a_0, \qquad b_i = a_i + \text{r}\cdot b_{i-1} \\[1.5em] \text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} a_i &= \text{Coefficients}\ \text{(highest degree first)} \\ Q(x) &= b_0 x^{n-1} + b_1 x^{n-2} + \dots + b_{n-2} \\ R &= b_{n-1}\ \text{(remainder)} \end{aligned} \right. \end{gathered}$$
各新しい値が係数 + r × 前の値になる漸化式の流れ
各ステップ:前の結果に r を掛け、次の係数を足す。

計算例

x³ − 6x² + 11x − 6 を \((x - 1)\) で割ってみましょう。係数は 1, −6, 11, −6 で、\(r = 1\) です。まず 1 を下ろします。次に \(-6 + 1\cdot 1 = -5\)。続いて \(11 + 1\cdot(-5) = 6\)。さらに \(-6 + 1\cdot 6 = 0\)。よって商は \(x^2 - 5x + 6\)、余りは 0 となり、\((x - 1)\) が因数であることが確認できます。

よくある質問(FAQ)

(x + a) で割ることもできますか? できます。\((x - (-a))\) と書き換えて、\(r = -a\) を入力してください。

余りが0になるのは何を意味しますか? \((x - r)\) が \(P(x)\) をちょうど割り切ること、つまり \(r\) が多項式の根であることを意味します。

抜けている項に0を入れなければならないのはなぜですか? 組立除法は係数の位置(並び順)に依存しているためです。ある次数を飛ばすと全体がずれてしまい、誤った結果になります。

最終更新: