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公式

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結果

真対気速度(TAS)
144
ノット
較正対気速度(CAS) 120 kt
気圧高度 10,000 ft
CASからのTAS増加分 24 kt

真対気速度(TAS)とは?

真対気速度(TAS:True Airspeed)とは、航空機が飛行している空気の塊に対する実際の速度のことです。高度が上がると空気密度が低下するため、対気速度計に表示される較正対気速度(CAS)が同じでも、空気中を進む実際の速度はより速くなります。この計算ツールでは、パイロットの間で広く使われている「1,000フィートあたり約2%」という概算ルールを用いて、CASと気圧高度からTASを推定します。

高度を飛行する航空機。計器で測定された較正対気速度と空気中での真対気速度を示す
真対気速度(TAS)は航空機の空気中での実際の速度で、高度が上がるにつれて指示/較正対気速度(CAS)を上回ります。

この計算ツールの使い方

較正対気速度をノット(kt)で、気圧高度をフィート(ft)で入力してください。推定される真対気速度、CASからの増加分、そして結果をまとめた一覧表が表示されます。この素早い概算は、フライトプランニングや暗算でのクロスチェック、さらには高度が対地速度のポテンシャルにどう影響するかを理解するのに最適です。

計算式の解説

厳密な物理では、TASとCASは空気密度を介して次の式で結ばれます:$$\text{TAS} = \text{CAS} \times \sqrt{\frac{\rho_0}{\rho}}$$ここで \(\rho_0\) は海面標準密度、\(\rho\) は当該高度での密度です。標準大気では密度が予測可能なかたちで減少するため、パイロットは便利な近似式 $$\text{TAS} \approx \text{CAS} \times \left(1 + 0.02 \times \frac{\text{Altitude}}{1000}\right)$$ を使います。これは高度1,000フィートごとにCASへ約2%を加算するという考え方です。

一定の較正対気速度に対し、高度とともに真対気速度が増加する様子を示す折れ線グラフ
1,000フィートあたり2%の法則によると、CASが一定の場合、TASは気圧高度にほぼ比例して増加します。

計算例

たとえば、気圧高度10,000フィートを較正対気速度120ノットで巡航しているとします。高度を1,000単位で表すと10なので、係数は \(1 + 0.02 \times 10 = 1.20\) となります。よって $$\text{TAS} = 120 \times 1.20 = 144\ \text{ノット}$$ これは指示/較正速度より24ノット速いことを意味し、飛行所要時間を算出する際には無視できない差となります。

よくある質問(FAQ)

この値は正確ですか? いいえ。「1,000フィートあたり2%」のルールはあくまで近似です。一般的な軽飛行機の高度(約20,000フィート未満)かつ標準気温の条件下では、誤差は数ノット以内に収まります。正確な数値が必要な場合は、実際の気温と気圧を考慮するフライトコンピューターを使用してください。

CASとIASの違いは? 指示対気速度(IAS)は計器に表示される生の値です。較正対気速度(CAS)は、計器誤差や取り付け位置による誤差を補正したものです。このツールではCASが入力されている前提で計算します。

気温は影響しますか? はい。標準より高温の空気は密度が低く、TASをさらに押し上げます。この簡易な概算は標準大気の条件を前提としています。

最終更新: