ウエスト身長比(WHtR)とは?
ウエスト身長比(WHtR:Waist-to-Height Ratio)は、お腹まわりの脂肪を手軽に把握できる指標です。ウエスト周囲径を身長で割って求め、どちらも同じ単位で測定します。内臓脂肪は心血管疾患や代謝異常のリスクと深く関わっているため、WHtRは手間もコストもかからないスクリーニング指標として広く活用されており、BMI単独よりも予測力が高いとされることも少なくありません。この計算ツールは年齢や性別を問わず誰でも使え、単位にも左右されません。ウエストと身長を同じ単位で測れば、得られる比率は変わらないからです。
このツールの使い方
まず単位(センチメートルまたはインチ)を選び、ウエスト周囲径と身長を入力します。ウエストはおへその高さで測り、息を軽く吐いた状態で、メジャーが肌に食い込まない程度にぴったり当てるのがコツです。ツールがウエストを身長で割って比率を算出し、身長に対する割合(%)と、おおよそのリスク区分を表示します。
計算式の解説
計算式はとてもシンプルです。$$\text{WHtR} = \frac{\text{ウエスト}}{\text{身長}}$$。両方が同じ単位なので単位どうしが打ち消し合い、単位のない比率が得られます。「ウエストを身長の半分未満に保つ」というのがよく知られた目安で、健康的なWHtRは\(0.5\)未満とされています。
計算例
たとえば、ウエストが80cm、身長が160cmだとします。このとき$$\text{WHtR} = \frac{80}{160} = 0.50$$つまり身長の50%にあたります。これはちょうど健康的な範囲の上限に位置しており、ウエストまわりに少し気を配ったほうがよいサインといえます。
よくある質問
健康的なWHtRはどのくらい?多くの成人では、\(0.5\)未満が健康的とされています。\(0.5\)~\(0.6\)はリスクが高まっている状態、\(0.6\)以上は高リスクの目安です。
使う単位によって結果は変わる?いいえ。ウエストと身長を同じ単位で測る限り、センチメートルでもインチでも比率はまったく同じになります。
WHtRはBMIより優れている?WHtRはBMIでは捉えきれないお腹まわりの脂肪を反映するため、心血管・代謝リスクのスクリーニング指標としてWHtRのほうが優れていると考える研究者も多くいます。ただし、いずれも診断ではありません。医学的な判断については医師にご相談ください。