仮想通貨DCA計算ツールとは?
ドルコスト平均法(DCA)とは、価格の高低にかかわらず、一定の金額で資産を定期的に買い付けていく投資手法です。日本でいう「ドルコスト平均法」「積立投資」とほぼ同じ考え方で、ここでは米ドル建てを前提にしています。この計算ツールは仮想通貨のDCAプランをシミュレーションするもので、各期間の価格でコインを少しずつ積み立て、最後に現在価格で評価することで、累計保有量・平均取得単価・損益・投資収益率(ROI)を一目で確認できます。
使い方
1期間あたりの投資額、買い付け回数(期間数)、買い付け開始時と終了時の資産価格、そして評価に使いたい現在価格を入力してください。本ツールでは、価格が開始時から終了時にかけて期間ごとに直線的に変化すると仮定しています。価格が安いときには多くのコインを、高いときには少なめのコインを買い付ける——これがDCAの最大のメリットです。
計算式の解説
各期間 \(i\) では 投資額 ÷ 期間iの価格 枚のコインを取得します。すべての期間で合計すると、累計の保有コイン数になります。1枚あたりの平均取得単価は「総投資額 ÷ 総コイン数」で求められます。ポートフォリオの評価額は「総コイン数 × 現在価格」、ROI(投資収益率)は「損益 ÷ 総投資額」で計算されます。
$$\text{ROI} = \frac{N \cdot C - I}{I} \times 100\%$$
$$\text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} N &= \sum_{i=0}^{n-1} \frac{\text{Contribution}}{P_i} \\ P_i &= \text{Start Price} + \left(\text{End Price} - \text{Start Price}\right)\frac{i}{n-1} \\ C &= \text{Current Price} \\ I &= \text{Contribution} \cdot \text{Periods} \\ n &= \text{Periods} \end{aligned} \right.$$
計算例
たとえば、価格が20,000ドルから40,000ドルへ上昇する間に、1期間あたり100ドルを12回投資したとします。各期間で買えるコイン枚数が異なるため、平均取得単価は単純な中間値(30,000ドル)よりも低くなります。現在価格が40,000ドルの場合、本ツールでは累計コイン数、投資総額1,200ドル、平均取得単価、そして算出された損益とROIが表示されます。
よくある質問
手数料や税金は考慮されますか? いいえ。表示される結果は、取引手数料・スプレッド・税金を差し引く前の数値です。これらは取引所や国・地域によって大きく異なります(日本では暗号資産の利益は原則「雑所得」として課税される点にご注意ください)。
なぜ価格を直線的に変化すると仮定するのですか? 実際の価格は大きく変動しますが、開始価格と終了価格を直線で結ぶシンプルな前提は、DCAがどのように平均取得単価をならすかを分かりやすく示すためのものです。実際の結果は、各買い付け時点の現実の価格によって変わります。
株式など他の資産にも使えますか? はい。一定額を定期的に積み立てる資産であれば、仮想通貨に限らずどんな資産でもこの計算式が当てはまります。