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公式

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結果

時刻 t における個体数 P(t)
109.57
単位
定数 A = (K - P0)/P0 99
開始時からの増加量 (P(t) - P0) 99.57

ロジスティック成長モデルとは?

ロジスティック成長モデルは、個体数が少ないうちは急速に増え、やがて環境が支えられる上限値である「環境収容力(K)」に近づくにつれて増加が緩やかになる様子を表します。際限なく増え続ける指数関数的成長とは異なり、ロジスティック曲線はS字型(シグモイド型)を描きます。初期は急成長し、\(K/2\) で変曲点を迎え、最終的に \(K\) の近くで横ばいになります。生態学や生物学、疫学はもちろん、新技術の普及や市場の飽和を予測するモデルなど、幅広い分野で活用されています。

水平な環境収容力の線に近づくS字型のロジスティック成長曲線
ロジスティック曲線はS字型で、P0から上昇し環境収容力Kで頭打ちになります。

この計算機の使い方

次の4つの値を入力します。上限値である環境収容力 K、時刻ゼロの時点の初期個体数 P0、単位時間あたりの内的成長率 r、そして経過時間 t です。計算機は、時刻 \(t\) における個体数 \(P(t)\)、モデル定数 \(A\)、開始時からの増加量を算出します。

公式の解説

モデル式は次のとおりです。

$$P(t) = \frac{\text{K}}{1 + A\,e^{-\text{r}\cdot\text{t}}}$$

ここで

$$A = \frac{\text{K} - \text{P}_0}{\text{P}_0}$$

です。定数 \(A\) は \(P(0) = P_0\) となるように初期条件から決まります。時間 \(t\) が大きくなると \(e^{-rt}\) の項はゼロに近づき、分母は 1 に近づくため、\(P(t)\) は \(K\) へと収束していきます。成長率 \(r\) は、曲線の立ち上がりの急峻さを左右します。

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ロジスティック成長の遅い立ち上がり・速い中間・飽和する終盤を比較する図
成長はP0付近では緩やか、K/2(変曲点)で最速となり、PがKに近づくにつれ鈍化します。

計算例

\(K = 1000\)、\(P_0 = 10\)、\(r = 0.5\)、\(t = 5\) とします。まず \(A = (1000 - 10)/10 = 99\) です。次に \(e^{-0.5\cdot5} = e^{-2.5} \approx 0.082085\)。分母は \(1 + 99\cdot0.082085 \approx 9.1264\) となり、\(P(5) = 1000 / 9.1264 \approx 109.57\) です。つまり、5 単位時間で個体数は 10 から約 110 まで増加しました。

よくある質問

r がマイナスの場合はどうなりますか? \(r\) がマイナスの場合は、\(K\) に向かって増えるのではなく、ゼロに向かって減少していく様子を表します。

変曲点とは何ですか? 成長が最も速くなるのは \(P = K/2\) のときです。それより前では曲線は加速し、それ以降は減速していきます。

P が K を超えることはありますか? 初期個体数が \(K\) を上回って始まる(オーバーシュート)場合、モデルは時間の経過とともに \(K\) へ向かって減衰していく値を返します。

最終更新: