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公式

公式: マチン型 ATAN 4項公式による円周率計算
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  1. Gregory series for arctangent

    Gregory series for arctangent: マチン型 ATAN 4項公式による円周率計算

    Each arctangent is the rapidly converging Taylor/Maclaurin series.

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結果

計算された円周率πの値
3.141592653589793
π(円周率)
公式 ガウス (1863)
指定した桁数 46
実効精度 ~16 significant digits (double precision)

マチン型 円周率計算ツールとは

このツールは、歴史的に知られる6種類の「マチン型」アークタンジェント4項公式のいずれかを用いて、円周率πを計算します。各公式は、π/4を4つの \(\arctan(1/x)\) 項(xは大きな値)の重み付き和として表したもので、もとになるグレゴリー級数が速く収束するよう工夫されています。6つの公式はいずれも同一の定数πを導きますが、収束の速さと考案された歴史的背景だけが異なります。

使い方

プルダウンから公式(ガウス 1863、ストーマー 1896、エスコット 1896、高野 1982、村田 1982、柴田 1983)を選び、表示する有効桁数を指定してください。ツールは各アークタンジェントを計算し、それらを組み合わせてπを求めます。本計算は倍精度浮動小数点演算を用いているため、より大きな表示桁数を選んでも、実際に信頼できる精度はおよそ15〜16桁にとどまります。

公式の解説

マチン型公式は、次の形をとります。

$$\frac{\pi}{4} = a_1\arctan\frac{1}{b_1} + a_2\arctan\frac{1}{b_2} + a_3\arctan\frac{1}{b_3} + a_4\arctan\frac{1}{b_4}$$

各アークタンジェントは、グレゴリー級数 $$\arctan(x) = x - \frac{x^3}{3} + \frac{x^5}{5} - \frac{x^7}{7} + \cdots$$ で計算でき、\(x = 1/b\) が小さいほど急速に収束します。この重み付き和に4を掛けると、πが得られます。

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小さな傾き比から生じる逆正接の角度 theta を示す単位円
各項は正接が小さな分数 \(1/b\) となる角度を表し、合計すると4分の1回転(\(\pi/4\))になります。

計算例

ガウスの公式(1863)を使う場合:

$$\frac{\pi}{4} = 12\arctan\frac{1}{38} + 20\arctan\frac{1}{57} + 7\arctan\frac{1}{239} + 24\arctan\frac{1}{268}$$

各アークタンジェントを計算すると、\(0.0263097861\)、\(0.0175420604\)、\(0.0041840760\)、\(0.0037313259\) となります。重み付き和は \(0.785398163\) となり、これに4を掛けると \(\pi = 3.14159265358979\) が得られます。

4つの重み付き逆正接の項が組み合わさり、pi÷4 を表す単一の値になる様子
4項のマチン型公式は、4つの重み付き逆正接を足し合わせて \(\pi/4\) を再構成します。

よくある質問

なぜどの公式でも同じ答えになるのですか? いずれもπ/4を表す代数的に等価な恒等式であり、違うのは収束の速さだけだからです。

50桁まで求められますか? 表示設定では最大50桁まで指定できますが、標準的な倍精度演算では有効桁数がおよそ15〜16桁が限界です。そのため、それ以上の桁は信頼できません。

マチン型公式とは何ですか? 1706年にジョン・マチンが示した公式 $$\frac{\pi}{4} = 4\arctan\frac{1}{5} - \arctan\frac{1}{239}$$ を一般化したもので、引数の小さいアークタンジェント項を組み合わせて速い収束を実現する公式群を指します。

最終更新: