この計算機でできること
このツールは、2つの数値に対して1回の四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)を行い、その答えを有効数字の正しい桁数に丸めます。丸め方は理科・科学で標準的に使われるルールに従います。さらに、入力した各数値がそれぞれ何桁の有効数字を持つか、最終的な答えの精度はどれくらいかも表示し、結果を「ふつうの数値」「科学的記数法」「e表記」の3つの形式で示します。
使い方
1つ目の数値を入力し、演算子を選んでから、2つ目の数値を入力します。各入力欄では、整数(3500)、小数(35.0056)、科学的記数法(3.5 x 10^3 や 3.5 * 10^5)、そしてe表記(3.5e3)が使えます。科学的記数法で書かれた数値の有効数字は、指数部ではなく係数部(仮数部)の桁数で数えます。
ルールの解説
掛け算と割り算では、答えの有効数字は、計算に使った数値のうち最も桁数の少ないものに合わせます。これは次のように表せます。
$$\text{Result} = \operatorname{round}_{\,\min(\text{sf}_1,\text{sf}_2)\ \text{sig figs}}\left( \text{First Number} \times \text{Second Number} \right)$$同様に、割り算では次のようになります。
$$\text{Result} = \operatorname{round}_{\,\min(\text{sf}_1,\text{sf}_2)\ \text{sig figs}}\left( \frac{\text{First Number}}{\text{Second Number}} \right)$$足し算と引き算では、最も精度の低い小数位、つまり最後の有効数字が一番左側にある位に合わせて丸めます。
$$\text{Result} = \operatorname{round}_{\,\text{least decimal place}}\left( \text{First Number} + \text{Second Number} \right)$$$$\text{Result} = \operatorname{round}_{\,\text{least decimal place}}\left( \text{First Number} - \text{Second Number} \right)$$桁数の数え方は一般的なルールどおりです。0でない数字と、それらに挟まれた0は有効、先頭の0は決して数えず、末尾の0は小数点がある場合にのみ数えます。
計算例
\(1.22 \times 10^5\)(有効数字3桁)と \(3.655 \times 10^5\)(有効数字4桁)を足してみましょう。単純に足すと \(487{,}500\) になります。1つ目の数値の最後の有効数字は「千の位」、2つ目は「百の位」にあるので、より精度の低い「千の位」に丸めて \(488{,}000\) となります。この精度で表すと \(4.88 \times 10^5\) となり、有効数字は3桁です。
よくある質問
なぜ 78800 は有効数字が3桁しかないのですか? 小数点がない場合、末尾の0は数えません。そのため、有効なのは 7・8・8 の3桁だけです。
末尾の0を有効桁として数えさせるには? 小数点を付ける(78800.)か、その0を係数部に含めた科学的記数法で書きます。
0で割るとどうなりますか? この計算機は0による除算を検知し、数値の代わりに「0による除算」のメッセージを返します。