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公式

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結果

実質賃金上昇率
-2.78%
インフレ調整後の購買力の変化
名目賃金上昇率 5%
インフレ率 8%

実質賃金上昇率とは?

実質賃金上昇率とは、インフレを考慮したうえで、あなたの「稼ぐ力」が実際にどれだけ変化したかを示す指標です。「5%の賃上げ」と聞くと嬉しく感じますが、同じ期間に物価が8%上がっていれば、手にしたお金で買えるものはむしろ以前より減ってしまいます。これが特に深刻になるのがスタグフレーション――高いインフレと賃金の停滞、そして低成長が同時に起こる局面で、名目上の昇給が生活費の上昇にまったく追いつかない状況が頻繁に発生します。

名目賃金の伸びとインフレを比較する2本の横棒と、より小さい実質純増分の棒
実質賃金の伸びとは、名目賃金の上昇からインフレ分を差し引いた残りです。

この計算ツールの使い方

名目賃金上昇率(給与の表面上の増加率)と、同じ期間のインフレ率を入力してください。すると、実質賃金上昇率がパーセンテージで表示されます。プラスの値であれば購買力が向上したことを意味し、マイナスの値であれば、実質的には「賃下げ」を受けたのと同じ状態だということです。

計算式の解説

正確な計算式は次のとおりです。

$$\text{実質賃金上昇率} = \left( \frac{1 + \dfrac{\text{名目上昇率 (\%)}}{100}}{1 + \dfrac{\text{インフレ率 (\%)}}{100}} - 1 \right) \times 100$$

いずれの率も小数で表します。賃金の伸び率をインフレ率で割ることで、純粋な購買力の変化だけを取り出すことができます。よく使われる簡便法として、名目上昇率からインフレ率を単純に引き算する方法もありますが、割り算による計算のほうが正確です。特に率の数値が大きいとき――まさにスタグフレーション下のような状況――でその差がはっきりと現れます。

賃金上昇とインフレの要素を組み合わせた実質賃金上昇の計算式のフローチャート
この計算式は、賃金上昇率をインフレ率で割ったものです。

計算例

たとえば、インフレ率が8%の局面で5%の昇給を受けたとします。式に当てはめると、$$(1.05 \div 1.08) - 1 = 0.97222 - 1 = -0.02778$$つまり約−2.78%となります。「昇給」したにもかかわらず、実質的な収入は約2.78%減ったことになります。単純な引き算では−3%と算出され、損失をわずかに大きく見積もってしまいます。

よくある質問(FAQ)

賃上げ率からインフレ率を引くだけではダメなのですか? 引き算はあくまで手軽な近似値です。割り算の式は2つの率を正しく複利的に組み合わせるもので、経済学上の標準的な定義となっています。

結果がマイナスになるのはどういう意味ですか? 賃金の伸びが物価の上昇に追いつかず、購買力が低下したことを意味します。つまり、実質的には賃下げと同じ状態です。

月給でも時給でも使えますか? はい、使えます。パーセンテージには単位がないため、両方の数値が同じ期間を対象としていれば、どのような賃金の指標にも対応できます。

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