このシミュレーターでできること
このツールは、最初にまとまった金額を預け入れ、その後は毎年同じ金額を積み立てていったときに、何年後にいくらになるかを試算します。最初の元本にかかる複利の成長と、毎年の積立金額(定期積立)の将来価値を合算し、最終的な残高を現実的な一つの数字として示します。日本の財形貯蓄や積立NISA、定期預金の積立プランなどをイメージしながら使うと分かりやすいでしょう。
使い方
最初の預金額(P)、毎年積み立てる金額(D)、年利(%)、そして何年間運用するかを入力してください。計算結果として、最終的な残高、これまでに積み立てた元本の合計、そしてそこに上乗せされた利息の合計が表示されます。
計算式の解説
残高は次の式で求めます:
$$A = P(1+r)^{t} + D \times \frac{(1+r)^{t} - 1}{r}$$第1項は、最初の預金額が複利で増えていく部分です。第2項は「期末払いの年金(定期積立)」の将来価値で、毎年の積立を各年の年末に行い、残りの年数だけ複利運用すると仮定しています。ここでの \(r\) は%を小数に直した値です(5% = 0.05)。年利が0の場合、式はシンプルに \(A = P + D \times t\) となります。
計算例
たとえば最初に1,000ドルを預け、毎年末に1,000ドルを追加し、年利5%で10年間積み立てたとします。成長率は \(1.05^{10} \approx 1.62889\)。最初の預金は約1,628.89ドルまで増えます。積立部分は \(1{,}000 \times \dfrac{1.62889 - 1}{0.05} \approx 12{,}577.89\) ドル。これらを合計すると最終残高は約14,206.79ドルとなり、そのうち11,000ドルが積み立てた元本、約3,206.79ドルが利息です。
よくある質問
積立は年初と年末のどちらに行う想定ですか? このシミュレーターは年末積立(期末払いの年金)を前提としています。そのため、最後の積立金額はその年には利息がつきません。
年利0%でも使えますか? はい。利息がない場合、残高は最初の預金額と毎年の積立額の合計に等しくなります。
インフレや税金は考慮されますか? いいえ。結果は名目ベース・税引き前の数値です。実質(インフレ調整後)の試算がほしい場合は、年利を低めに設定して入力してください。なお日本では預貯金の利息に約20.315%の税金がかかる点にもご注意ください。