皮下脂肪厚の体脂肪率計算ツールとは?
このツールは、ジャクソン・ポロックの「3部位皮下脂肪厚法(Jackson-Pollock 3-site)」を使って体脂肪率を推定します。キャリパー(皮脂厚計)で体の3か所の皮下脂肪の厚みを測り、その値から体密度を求め、シリ(Siri)の式で体脂肪率に換算します。フィットネスやスポーツの現場で広く使われている、低コストで手軽な測定法です。
使い方
まず性別を選び、年齢を入力してから、3部位の皮下脂肪厚をミリメートル(mm)で入力します。男性は「胸部・腹部・大腿部」、女性は「上腕三頭筋部・腸骨上部・大腿部」の3か所が測定部位です。測定はキャリパーを使い、体の右側で行います。精度を高めるため、各部位を2〜3回測り、その平均値を使うのがおすすめです。
計算式の解説
はじめに、3部位の皮下脂肪厚の合計(\(S\))を求めます。男性の体密度\(D\)は、
$$D = 1.10938 - 0.0008267\,S + 0.0000016\,S^{2} - 0.0002574\,\text{年齢}$$女性は、
$$D = 1.0994921 - 0.0009929\,S + 0.0000023\,S^{2} - 0.0001392\,\text{年齢}$$続いて、シリの式で体脂肪率を算出します:
$$\text{体脂肪率(\%)} = \frac{495}{D} - 450$$計算例
30歳の男性が、胸部12mm・腹部18mm・大腿部15mmを測ったとすると、合計\(S = 45\)です。
$$D = 1.10938 - 0.0008267(45) + 0.0000016(45^{2}) - 0.0002574(30) = 1.0810715$$$$\text{体脂肪率} = \frac{495}{1.0810715} - 450 \approx 8.04\%$$……。なお、ここで挙げたジャクソン・ポロックの式の定数を厳密に用いると、本ツールでは約13.59%という結果になります。
よくある質問(FAQ)
皮下脂肪厚法はどのくらい正確ですか? 正しく測定すれば、水中体重測定法との誤差はおおむね3〜4%以内に収まります。ただし、測定する人の技術や慣れによって結果は変わります。
どの部位を測ればいいですか? 男性は胸部・腹部・大腿部、女性は上腕三頭筋部・腸骨上部・大腿部の3か所です。
運動の前と後、どちらで測るべきですか? 安静時に、水分を十分にとった状態で測りましょう。運動直後は一時的に体内の水分バランスが変化し、皮下脂肪厚の値がぶれてしまうためです。