この計算ツールでできること
このツールは、楕円形(オーバル型)のプールにどれくらいの水が入るかを見積もります。水量をガロン単位で把握しておくと、塩素やその他の薬剤の投入量を決めるとき、ポンプやヒーターのサイズを選ぶとき、さらには水道代の予算を立てるときに欠かせません。丸みを帯びた形状、競技用トラック型、本格的な楕円形まで、あらゆるオーバル型プールに対応しています。なお、容量の単位は米国式のUSガロンが基準ですが、リットル表示も併記しているので日本の感覚でも確認できます。
使い方
まず、プールの一番広い部分で全体の長さと幅(フィート単位)を測ります。次に、浅い側と深い側それぞれの水深を測定してください。この4つの数値を入力すると、USガロン・立方フィート・リットルで水量が表示されます。プールの深さが一定の場合は、浅い側と深い側の両方に同じ数値を入れるだけでOKです。
計算式の解説
楕円形プールの水面は「楕円」です。楕円の面積は \((\pi/4) \times L \times W\) で求められます。ここでLは長径(長い方の軸)、Wは短径(短い方の軸)の全長です。この面積に平均水深を掛けると、立方フィート単位の体積が得られます。平均水深は単純に(浅い側 + 深い側)÷ 2 で計算でき、床がなだらかに傾斜したプールに適しています。最後に、1立方フィートは約7.48USガロンに相当するため、立方フィートの体積に7.48を掛けてガロン数を算出します。
$$\text{Gallons} = \frac{\pi}{4} \times \text{Length} \times \text{Width} \times \frac{\text{Shallow} + \text{Deep}}{2} \times 7.48$$
計算例
長さ32フィート、幅16フィート、浅い側の水深3フィート、深い側の水深8フィートのプールを例に考えてみましょう。平均水深は \((3 + 8) \div 2 = 5.5\) フィートです。体積は $$\frac{\pi}{4} \times 32 \times 16 \times 5.5 \approx 2{,}211.7 \text{ 立方フィート}$$ となります。これをガロンに換算すると、\(2{,}211.7 \times 7.48 \approx 16{,}544\) USガロンになります。
よくある質問
これはUSガロンですか、それとも英ガロンですか? 結果はUSガロンで表示されます(1立方フィート \(\approx 7.48\) USガロン)。メートル法をお使いの方のために、リットル表示も併記しています。なお、英ガロン(インペリアルガロン)とは換算値が異なる点にご注意ください。
なぜプール全体の面積ではなくπ/4を使うのですか? オーバル型は長方形ではなく楕円だからです。\(\pi/4\) という係数(約0.785)は、\(L \times W\) で求まる外接長方形の面積を、それよりも小さい楕円の面積へと変換するためのものです。
プールの深さが一定の場合、何を入力すればいいですか? 浅い側と深い側の両方の入力欄に同じ水深を入れてください。そうすれば平均水深がその深さと等しくなります。