車の購入予算シミュレーターとは?
このツールは、ふつうの「車両価格から月々の支払いを計算する」のとは逆のアプローチをとります。まず「毎月無理なく払える金額」を入力すると、その支払いでまかなえる車両価格の総額を逆算して教えてくれます。仕組みとしては、頭金に、将来支払う毎月の返済額をローン金利で割り引いた現在価値を加えて算出しています。
使い方
毎月無理なく払える金額、頭金(現金と下取り額の合計)、金融機関から提示された年利(APR)、そしてローン期間(月数)を入力してください。結果として、購入可能な車両価格の上限、ローンで借り入れる金額、支払総額、そして支払う利息の総額が表示されます。
計算式の解説
ローンで借り入れる金額は「年金現価」の考え方で求められ、次の式で表されます。
$$\text{Price} = \text{Down} + M \cdot \frac{1 - (1+r)^{-n}}{r}$$ここで \(P\) は毎月の支払額、\(r\) は月利(年利 ÷ 12 ÷ 100)、\(n\) は返済月数です。これに頭金を足したものが、購入可能な車両価格となります。金利が0%の場合は、借入額は単純に「毎月の支払額 × 月数」となります。
$$\text{Price} = \text{Down} + \text{Monthly Payment} \times \text{Term (months)}$$
計算例
たとえば、年利6%・60回(60か月)払いで、毎月400ドルを支払い、頭金を3,000ドル用意できるとします。月利は0.005です。係数 \(\frac{1 - 1.005^{-60}}{0.005}\) はおよそ \(51.7256\) なので、借入額は約 20,690.24ドル となります。これに頭金3,000ドルを足すと、購入可能な車両価格は約 23,690.24ドル です。支払総額は \(3{,}000 + 24{,}000 = 27{,}000\) ドル となり、利息の総額はおよそ 3,309.76ドル になります。
よくある質問
税金や諸費用も含まれていますか? いいえ。表示されるのは、その支払いでまかなえる「車両本体の価格」です。消費税・登録費用・販売店の手数料などは、別途見込んでおく必要があります。なお、この例はアメリカの自動車ローン(ドル建て・APR表示)を想定しており、日本の自動車取得税・自動車重量税・自賠責保険などとは制度が異なります。
金利(APR)は何を入力すればいいですか? 実際に金融機関から提示された金利を入力してください。金利は信用情報(クレジットスコア)、ローン期間、新車か中古車かなどによって変わります。
下取り車の額も含めるべきですか? はい。より正確な価格の上限を知るために、下取り車の査定額を現金の頭金に加えて入力してください。