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公式

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結果

デンバーHIVリスクスコア
25
リスク区分 Low risk
推定HIV有病率 0.41%

デンバーHIVリスクスコアとは

デンバーHIVリスクスコア(Denver HIV Risk Score)は、米国のデンバー・ヘルス(Denver Health)で開発・検証されたスクリーニングツールで、受診した成人・青年における未診断のHIV感染の可能性を推定します。年齢、性別、人種・民族、性行動、注射薬物の使用、過去のHIV検査歴という、入手しやすい6つの予測因子に重み付けした点数を割り当て、それらを合計した1つのスコアを、推定HIV有病率の区分に対応させる仕組みです。HIV検査の恩恵を最も受ける人を医療従事者が見極める手助けとして設計されました。なお、これは米国の状況に基づいたツールであり、日本の保健所や医療機関で行われる検査の運用とは前提が異なる点にご留意ください。

この計算ツールの使い方

6つのカテゴリーそれぞれについて、患者の状況に最も当てはまる選択肢を選んでください。選び終えると合計スコアと、それに対応するリスク区分が表示されます。スコアが高いほど、似た背景を持つ人々における推定HIV有病率が高く、検査を勧める根拠も強くなります。これはあくまでリスクを層別化するための補助であり、診断検査ではありません。スコアの高低にかかわらず、すべての人に通常のHIV検査を提案することができます。

計算式の解説

このモデルは完全な加算方式です。各回答が一定の点数を持ち(過去に検査を受けたことがある場合や、元のスコアリングで受け身の肛門性交を報告した場合など、マイナスになる項目もあります)、それらを合計します。

$$\text{Score} = \text{Age} + \text{Gender} + \text{Race} + \text{Practice} + \text{Injection Drug Use} + \text{Prior Test}$$

合計点は次のように区分されます。20点未満は非常に低リスク(有病率 約0.31%)、20〜29点は低リスク(約0.41%)、30〜39点は中リスク(約0.99%)、40〜49点は高リスク(約1.59%)、50点以上は非常に高リスク(約3.59%)です。

6つの採点要因を表す横方向の積み上げ棒が合計スコアになり、その合計が色分けされたリスク帯スケールに対応している。
デンバーHIVリスクスコアは、6つの重み付け要因を合計し、その合計をリスク区分に対応させます。

計算例

30歳の黒人男性で、男性と性交渉があり、注射薬物の使用はなく、これまでHIV検査を受けたことがない場合:年齢(26〜32歳)= 6、男性 = 21、黒人 = 9、MSM(男性と性交渉のある男性)= 22、注射薬物使用なし = 0、検査歴なし = 0。合計:

$$\text{Score} = 6 + 21 + 9 + 22 + 0 + 0 = 58 \text{点} \rightarrow \text{非常に高リスク}$$

低リスクから非常に高いリスクまでの4段階の色分けスケールで、上限近くの位置を矢印が指している。
算出した合計スコアを4段階のリスク帯スケール上にプロットしたもの。

よくある質問

スコアが高いと診断が確定するのですか? いいえ。確率が高いことと検査の有用性を示すだけで、診断ではありません。

合計がマイナスになることはありますか? はい。低リスクのプロフィールではスコアがゼロ付近やそれ以下になることがあり、その場合は非常に低リスクの区分に入ります。

誰が使うべきツールですか? 主に米国の救急外来やプライマリ・ケアの現場で、医療従事者がHIVスクリーニングの対象を絞り込むために使うことを想定しています。日本では検査の枠組みが異なるため、参考指標としてご活用ください。

最終更新: