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公式

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結果

TIMIリスクスコア
0
点(0〜7)
14日以内の有害事象リスク 4.7%
リスク分類 Low risk (score 0–2)

リスク=14日以内の全死亡、新規/再発の心筋梗塞、または緊急血行再建を要する重症の再発性虚血の複合。教育目的のみの使用であり、臨床的判断に代わるものではありません。

UA/NSTEMI向けTIMIリスクスコアとは?

不安定狭心症・非ST上昇型心筋梗塞(UA/NSTEMI)に対するTIMI(Thrombolysis in Myocardial Infarction)リスクスコアは、急性冠症候群で来院した患者を層別化するために検証されたベッドサイドの評価ツールです。TIMI 11BおよびESSENCE試験のデータをもとに開発され、14日以内の複合エンドポイント(全死亡、新規または再発の心筋梗塞、緊急血行再建を要する重症の再発性虚血)のリスクを予測します。なお本スコアは欧米の臨床試験に基づくもので、日本でも循環器領域で広く参照されますが、各国のガイドラインや診療実態とあわせて解釈してください。

この計算ツールの使い方

患者に当てはまる項目それぞれにチェックを入れてください。該当する因子1つにつき正確に1点が加算され、合計は0〜7点の範囲となります。計算ツールは即座に点数を合計し、対応する14日以内の有害事象発生率に変換したうえで、低・中・高リスクのいずれかに分類します。これにより、侵襲的治療をどの程度急ぐかといったマネジメント方針の判断材料が得られます。

$$\text{TIMI} = \text{Age} \ge 65 + \text{3+ Risk Factors} + \text{Known CAD} + \text{Aspirin Use} + \text{Severe Angina} + \text{ST Deviation} + \text{Cardiac Markers}$$

7つの危険因子

1)年齢65歳以上。2)冠動脈疾患(CAD)の危険因子が3つ以上(高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、家族歴、現在の喫煙)。3)既知の冠動脈疾患(狭窄50%以上)。4)過去7日以内のアスピリン使用。5)重症狭心症(24時間以内に2回以上の発作)。6)ST部分の偏位0.5mm以上。7)心筋マーカーの上昇(トロポニンまたはCK-MB)。

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同等の重みを持つ7つのリスク因子アイコンが、それぞれ合計スコアに1点を加える
TIMIスコアは7つの臨床的リスク因子それぞれに1点を加算します(範囲0~7)。

計算例

糖尿病・高血圧・喫煙歴(CAD危険因子3つ以上)があり、過去にステント留置歴があってトロポニン陽性の70歳の患者の場合、年齢(1)+CAD危険因子(1)+既知の冠動脈疾患(1)+マーカー陽性(1)=合計4点となります。これは中リスクに分類され、14日以内の有害事象発生率は約19.9%と推定されます。

$$1 + 1 + 1 + 1 = 4$$

TIMIスコアが0から7に上がるにつれ有害事象リスクが上昇することを示す棒グラフ
14日間の有害事象の推定リスクは、TIMIスコアが高くなるほど着実に上昇します。

よくある質問

何点以上が高リスクですか? 5〜7点が高リスクに該当し、一般に早期の侵襲的治療戦略が望ましいとされます。

アスピリンの使用は点数を上げるのですか? はい。一見すると逆説的ですが、最近のアスピリン使用が1点となるのは、抗血小板療法を行っていても虚血が生じている=より重症の病態を示す指標と考えられるためです。

このスコアは診断に使えますか? いいえ。これは予後を予測しリスクを層別化するための補助ツールであり、必ず臨床的判断、12誘導心電図の全体像、バイオマーカーの推移とあわせて用いてください。

最終更新: