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公式

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結果

Wells DVTスコア
0
確率が低い
スコア 判定(3段階)
≥ 3 DVTの確率が高い
1 – 2 中程度の確率
≤ 0 確率が低い

DVTのWellsスコアとは?

深部静脈血栓症(DVT)に対するWellsスコアは、下肢症状のある患者がDVTを有する「検査前確率」を推定するために用いられる、妥当性が検証された臨床予測ルールです。Philip Wells医師らによって開発され、日常診療ですぐに評価できる10項目の臨床所見を1つの重み付け合計点にまとめます。この合計点は、Dダイマー検査や下肢静脈圧迫エコー(超音波)などの追加検査を進めるかどうかの判断材料となります。

DVTの臨床所見を示す脚:腫れ、ふくらはぎの計測、深部静脈の圧痛
ふくらはぎの腫れや深部静脈に沿った局所的な圧痛など、Wells DVT基準で評価される一般的な臨床所見。

この計算ツールの使い方

患者に当てはまる臨床項目にチェックを入れてください。9つの項目はそれぞれ+1点が加算されます。最後の項目である「DVTと同程度に他の診断が考えられる」場合は、2点が差し引かれます。チェックすると合計点が即座に計算され、低(0点以下)・中(1〜2点)・高(3点以上)という3段階のリスク区分とともに結果が表示されます。

計算式の解説

$$\text{スコア} = \text{活動性のがん} + \text{麻痺・ギプス固定} + \text{長期臥床・最近の手術} + \text{深部静脈に沿った圧痛} + \text{下肢全体の腫脹} + \text{腓腹部の腫脹 3 cm超} + \text{圧痕性浮腫} + \text{表在側副静脈の発達} + \text{DVTの既往} - 2 \times \text{同程度に考えられる他の診断}$$各陽性項目は1点ですが、「他の診断」の項目だけは\(-2\)点となります。

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低確率から高確率までの3段階リスク層別化バー
Wellsスコアの合計により、患者をDVTの検査前確率が低・中・高に層別化する。

計算例

ある患者に、活動性のがん(+1)、限局した深部静脈の圧痛(+1)、下肢全体の腫脹(+1)、腓腹部の腫脹が3 cm超(+1)があり、他に考えられる診断はないとします。合計は \(1 + 1 + 1 + 1 = 4\) となり、高確率の区分に該当します。この場合、ただちに超音波検査へ進むことが推奨されることが多くなります。

よくある質問

これは確定診断ですか? いいえ。Wellsスコアはあくまで確率を推定するものであり、Dダイマー検査や画像検査、そして臨床判断と組み合わせて用いる必要があります。

2段階版とは何ですか? プロトコルによっては、2点以上を「DVTの可能性が高い」、2点未満を「DVTの可能性が低い」と分類します。本ツールは3段階(低・中・高)のカットオフ値を採用しています。

スコアがマイナスになることはありますか? あります。「他の診断」の項目を選び、他にほとんど点数がない場合、合計は\(-2\)点となり、低確率を示します。

最終更新: