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公式

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結果

Wellsスコア(PE)
0
2分類による解釈 PE Unlikely (2-tier)
3分類による解釈 Low (3-tier)

肺塞栓症のWellsスコアとは?

肺塞栓症(PE)のWellsスコアは、患者がPEである検査前確率を推定するために検証された臨床予測ルールです。重み付けされた7つの臨床項目を1つの合計点にまとめることで、Dダイマー検査を行うべきか、造影CT肺動脈撮影(CTPA)へ進むべきか、あるいは他の検査を選択すべきかの判断を支援します。本ツールはあくまで臨床判断を補助するものであり、医師の判断に取って代わるものではありません。

重み付き点数を持つ7つの臨床基準が合計スコアに集約されることを示すフラットな図
合計PEリスクスコアを構成する、重み付けされた7つのWells基準。

計算ツールの使い方

患者に当てはまる項目それぞれにチェックを入れてください。各項目には固定の点数が割り当てられています。DVT(深部静脈血栓症)の臨床所見(+3.0)、PEが最も可能性の高い診断であること(+3.0)、心拍数100 bpm超(+1.5)、安静(不動化)または最近の手術(+1.5)、PE/DVTの既往(+1.5)、喀血(+1.0)、活動性の悪性腫瘍(+1.0)です。計算ツールは点数を合算し、2つの解釈方式を即座に表示します。

計算式の解説

合計点は、重み付けされた各項目の単純な合算です。

$$\text{Score} = 3.0\,\text{Signs of DVT} + 3.0\,\text{PE most likely} + 1.5\,\text{HR} > 100 + 1.5\,\text{Immobilization} + 1.5\,\text{Prior PE/DVT} + 1.0\,\text{Hemoptysis} + 1.0\,\text{Malignancy}$$

従来の3分類モデルでは、0〜1点を低リスク、2〜6点を中リスク、7点以上を高リスクと分類します。広く使われている2分類(二分化)モデルでは、4点以下を「PEの可能性は低い」、4点超を「PEの可能性あり」とします。可能性が低い群では、Dダイマーが陰性であれば、多くの場合PEを安全に除外できます。

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2段階と3段階のWellsリスク層別化の閾値を示す2つのスコアリングスケール
Wells合計スコアの2段階および3段階の解釈。

計算例

ある患者にDVTの臨床所見(+3.0)、心拍数110 bpm(+1.5)、喀血(+1.0)があるとします。合計は

$$3.0 + 1.5 + 1.0 = 5.5\,\text{点}$$

となります。これにより、3分類では中リスク、2分類では「PEの可能性あり」に該当し、Dダイマー単独ではなく画像検査が推奨される状況であることが分かります。

よくある質問

2分類と3分類、どちらを使うべき? 現在は2分類モデルの方が一般的です。Dダイマー検査ときれいに組み合わせられるためです。本ツールでは両方を表示します。

合計がちょうど4点のときは? 4点は「PEの可能性は低い」群に入ります(「可能性あり」のカットオフは4点超のため)。

これで診断は確定する? いいえ。Wellsスコアは検査方針を決めるために確率を推定するものです。PEの確定や除外ができるのは、画像検査やさらなる精査のみです。

最終更新: