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公式

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結果

Wells DVTスコア
0
リスク区分 Low
DVTの推定有病率 ~5%

DVTのWellsスコアとは?

深部静脈血栓症(DVT)のWellsスコアは、下肢症状のある患者がDVTを有する「検査前確率」を推定するために検証された臨床予測ルールです。9つの陽性所見を点数化し、DVTと同等以上に疑わしい代替診断がある場合には点数を減算することで、ただちに圧迫超音波検査へ進むべきか、まずDダイマー検査を行うべきかを判断できます。本ツールは、広く用いられている3段階(低・中・高リスク)版のルールを採用しています。

血流を妨げる血栓のある脚の静脈の断面図
深部静脈血栓症:脚の深部静脈に血栓ができ、血流を部分的に妨げます。

この計算ツールの使い方

患者に当てはまる臨床所見にチェックを入れてください。陽性所見はそれぞれ+1点が加算され、「DVTと同等以上に疑わしい代替診断あり」は2点が減算されます。計算ツールは合計点を瞬時に算出し、その結果をリスク区分とおおよそのDVT有病率に対応づけて表示します。

計算式の解説

スコア=Σ(各所見の点数)。対象となる項目は、活動性のがん、麻痺・固定、最近の臥床・手術、深部静脈に沿った圧痛、下肢全体の腫脹、下腿周囲径の左右差≥3cm、圧痕性浮腫、側副表在静脈の発達、過去に確認されたDVTで、いずれも+1点です。さらに、DVTと同等以上に疑わしい代替診断がある場合は2点を減算します。

$$\text{Score} = \text{Cancer} + \text{Paralysis} + \text{Bedridden} + \text{Tenderness} + \text{Leg Swollen} + \text{Calf Swelling} + \text{Edema} + \text{Collateral Veins} + \text{Prior DVT} - 2\cdot\text{Alt. Diagnosis}$$

層別化は、合計が1点未満なら低リスク(DVT約5%)、1〜2点は中リスク(約17%)、3点以上は高リスク(約53%)となります。

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DVTリスクの低・中・高を示す横方向のスケール
ウェルズスコアの合計は、検査前確率の低・中・高の各区分に対応します。

計算例

ある患者に活動性のがん(+1)、深部静脈に沿った限局性の圧痛(+1)、下肢全体の腫脹(+1)があり、代替診断が見当たらないとします。合計=\(1 + 1 + 1 = 3\)点 → 高リスクで、DVTの有病率はおよそ53%です。この患者には圧迫超音波検査による画像評価が必要です。

よくある質問

2段階版もありますか? あります。2分類モデルでは「DVTの可能性が高い」(≥2点)と「DVTの可能性が低い」(≤1点)に分けますが、本計算ツールはオリジナルの3段階モデルを使用しています。

スコアがマイナスになることはありますか? あります。「代替診断が同等以上に疑わしい」のみを選択すると−2点となりますが、これも低リスク区分に含まれます。

低スコアならDVTを除外できますか? それだけでは除外できません。低リスクまたは可能性が低いというスコアは、通常Dダイマー陰性と組み合わせることで、安全にDVTを除外します。本ツールは教育・臨床支援を目的としたものであり、臨床判断に代わるものではありません。

最終更新: