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公式

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結果

調和数 H(n)
2.928968
k = 1 から n までの 1/k の総和
項数(n) 10
調和数 2.928968254

調和数とは?

第n調和数(\(H(n)\) と表記)とは、最初の n 個の正の整数の逆数をすべて足し合わせた値、すなわち \(H(n) = 1 + \frac{1}{2} + \frac{1}{3} + \cdots + \frac{1}{n}\) のことです。これは数学で最も有名な「ゆっくり発散する級数」の一つである調和級数の部分和にあたります。足していく各項はどんどん小さくなっていきますが、n を大きくすると合計は上限なくいくらでも増え続けます。ただしその増え方は非常に緩やかで、おおよそ n の自然対数に比例する程度です。

調和数になるよう積み重ねた単位分数
調和数は、単位分数 \(1, \frac{1}{2}, \frac{1}{3}, \ldots \frac{1}{n}\) までの和です。

この計算ツールの使い方

項数を表す正の整数 n を入力すると、\(k = 1\) から \(k = n\) までの \(\frac{1}{k}\) を合計します。出力されるのは \(H(n)\) の正確な小数値です。さらに、近似式 \(H(n) \approx \ln(n) + \gamma\)(\(\gamma \approx 0.5772\) はオイラー=マスケローニ定数)と比較することもできます。この近似は n が大きくなるほど非常に高い精度になります。

計算式の解説

定義式は次のとおりです。

$$H_{n} = \sum_{k=1}^{n} \frac{1}{k}$$

単純な閉じた式(クローズドフォーム)は存在しないため、値は項ごとに順番に足し合わせて求めます。たとえば次のようになります。

$$H(4) = 1 + \frac{1}{2} + \frac{1}{3} + \frac{1}{4} = 1 + 0.5 + 0.333\ldots + 0.25 = 2.08333\ldots$$
曲線 1/x で近似した調和級数の面積
調和級数の和は、曲線 \(y = \frac{1}{x}\) の下にある幅1の長方形の総面積に相当します。

計算例

\(n = 5\) の場合:

$$H(5) = 1 + \frac{1}{2} + \frac{1}{3} + \frac{1}{4} + \frac{1}{5} = 1 + 0.5 + 0.333333 + 0.25 + 0.2 = 2.283333$$

この計算ツールはこの値を直接返します。

よくある質問

調和級数は収束しますか? いいえ。無限調和級数は発散します。そのため \(H(n)\) は n が大きくなるにつれて増え続けますが、その増加は極めて緩やかです。

\(H(1)\) はいくつですか? \(H(1) = 1\) です。項が \(\frac{1}{1}\) の一つだけだからです。

なぜ「調和」と呼ばれるのですか? この名前は音楽に由来します。弦を振動させたときに生じる倍音の波長が、基本波長の \(1, \frac{1}{2}, \frac{1}{3}, \frac{1}{4} \ldots\) になっているためです。

最終更新: