MCPで接続 →

計算を入力してください

公式

公式: HEARTスコア計算ツール

広告

結果

HEARTスコア
1
out of 10 — Low risk (0-3): ~1-2% MACE — consider discharge
約6週間以内のMACEリスクの目安 1.7%

HEARTスコアとは?

HEARTスコアは、胸痛を訴える患者の短期的な主要心血管イベント(MACE)リスクを推定するために、世界中の救急外来で使われている臨床判断支援ツールです。「HEART」は5つの評価項目の頭文字で、History(病歴)、ECG(心電図)、Age(年齢)、Risk factors(危険因子)、Troponin(トロポニン)を指します。各項目を0点・1点・2点で評価し、合計0〜10点のスコアによって低リスク・中等度リスク・高リスクの3群に分類します。

5つのHEART項目をそれぞれ0〜2で採点し合計する
HEARTスコアは5項目の合計で、各項目を0、1、2で採点します。

このツールの使い方

5つの項目それぞれについて、患者さんの状態に最も当てはまる選択肢を選んでください。本ツールが点数を合計し、合計スコアとともに約6週間以内のMACE発生リスクの目安を表示します。判断の目安として、0〜3点は低リスク(MACE約1〜2%、多くは退院可能)、4〜6点は中等度リスク(約12〜17%、経過観察・入院を検討)、7〜10点は高リスク(約50〜65%、早期の侵襲的治療を考慮)とされます。スコアはあくまで参考であり、必ず臨床的判断と各施設のプロトコルと組み合わせて活用してください。

計算式の解説

スコアは単純な合計で求められます。

$$\text{Score} = \text{History} + \text{ECG} + \text{Age} + \text{Risk factors} + \text{Troponin}$$

各項目は0〜2で採点されます。重み付けはなく、各項目が同等に寄与し、最大値は10点となります。

$$\text{Score} = H + E + A + R + T,\quad 0 \le \text{Score} \le 10$$
低から高までのリスクバーをHEARTスコア範囲0-3、4-6、7-10に対応させる
合計スコアは低・中・高のMACEリスク区分に対応します。

計算例

58歳(年齢=1)で、中等度に疑わしい病歴(病歴=1)、非特異的なST-T変化を伴う心電図(心電図=1)、心血管系の危険因子が2つ(危険因子=1)、トロポニンは正常(トロポニン=0)の患者の場合、

$$1 + 1 + 1 + 1 + 0 = 4$$

点となり、中等度リスク群に分類されます。

よくある質問

HEARTスコアは診断に使えますか? いいえ。リスクを推定し、退院・入院などの判断を支援するためのものであり、急性冠症候群を診断するものではありません。

どのトロポニン値を使えばよいですか? 来院時の初回トロポニン値を、使用している測定系の基準上限値と照らし合わせて評価してください。

スコアが低ければ心イベントを除外できますか? 低スコアは低リスクを示しますが、リスクがゼロになるわけではありません。臨床所見との総合的な判断が不可欠です。

最終更新: