逆正接(アークタンジェント)計算ツールとは?
この逆正接計算ツールは、入力した数値の逆正接(arctan または tan⁻¹ と表記します)を求めるツールです。正接(タンジェント)関数は角度を入力すると比の値を返しますが、逆正接はその逆で、比の値を入力すると「正接がその値になる角度」を返します。結果はラジアンと度の両方で表示されるため、解いている三角関数の問題に合わせて好きな単位を使えます。
使い方
入力欄は1つだけです。
- 数値(x): 任意の実数を入力します。正の数、負の数、小数、ゼロのいずれでも構いません。これが逆正接を求めたい値です。
送信すると、計算ツールは2つの結果を返します。ラジアンでの角度と、それを度に換算した角度です。
計算式の解説
内部では、次の2つのステップを順に実行しているだけです。
- ラジアン:
radians = atan(x)— 標準的なアークタンジェント関数です。 - 度:
degrees = radians × (180 / π)— ラジアンの結果を度に換算します。
正接は無限に繰り返す周期関数のため、逆正接はただ1つの「主値」を返すように定義されています。結果は必ず −π/2 から +π/2 ラジアン(−90° から +90°)の範囲に収まり、両端の値そのものは含みません。つまり、どんなに大きな数値の arctan を求めても、答えは必ずこの範囲内に収まります。
計算例
たとえば x = 1 を入力すると、次のようになります。
- radians = atan(1) ≈ 0.7854
- degrees = 0.7854 × (180 / π) ≈ 45°
これは理にかなっています。45° の正接はちょうど 1 なので、1 の逆正接は 45° を返すのです。別の確認として、x = 0 を入力すると 0 ラジアン・0 度が返り、x = 1000 のような大きな値を入力すると、90° に非常に近い(ただし決して 90° には達しない)結果が返ります。
よくある質問
ラジアンと度の違いは? どちらも角度の測り方です。1周は 360 度、または 2π ラジアンに相当します。高度な数学や物理ではラジアンがよく使われ、日常的な幾何では度が使われる傾向にあります。この計算ツールはその両方を表示します。
なぜ答えは必ず −90° から 90° の間になるの? 逆正接は主値のみを返すため、1つの入力に対して1つの出力が対応するようになっています。正接関数は 180° ごとに繰り返すので、計算ツールはゼロに最も近い角度を選びます。
負の数を入力できますか? はい、できます。負の値を入力すると負の角度が返ります。たとえば arctan(−1) は −0.7854 ラジアン、すなわち −45° になります。