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公式

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結果

P値
0.049996
検定統計量における裾の面積
検定統計量 1.96
α = 0.05 で有意? Yes (reject H₀)
α = 0.01 で有意? No

P値とは?

P値とは、帰無仮説(H₀)が正しいと仮定したときに、観測された検定統計量と同じかそれ以上に「極端な」値が得られる確率のことです。P値が小さいほど、そのデータはH₀のもとでは起こりにくいことを意味し、帰無仮説に反する証拠が強いと判断できます。この計算ツールは、もっとも代表的な4つの分布――標準正規分布(Z)、スチューデントのt分布、カイ二乗分布(χ²)、F分布――の検定統計量をP値に変換します。

p値を表す裾の網掛け部分がある正規分布曲線
p値は、分布上で検定統計量より外側にある網掛けされた裾の面積です。

使い方

まず、ご自身の検定に合った分布を選び、検定統計量を入力します。必要に応じて自由度も指定してください。t分布では自由度を1つ、カイ二乗分布でも自由度を1つ、F分布では分子の自由度(df1)と分母の自由度(df2)の両方が必要です。Zとtでは、両側検定・右側検定・左側検定のいずれかを選べます。カイ二乗分布とF分布のP値は慣例として上側(右側)の裾を用います。これは適合度検定や分散分析(ANOVA)のほぼすべてで求められる形式です。

計算式の解説

両側のZ検定では、P値は$$p = 2\left[1 - \Phi\!\left(\left|\text{Z}\right|\right)\right]$$で求められます。ここでΦは標準正規分布の累積分布関数(CDF)です。t分布の両側P値は、正則化不完全ベータ関数\(I_{x}\!\left(\tfrac{\nu}{2},\ \tfrac{1}{2}\right),\ x = \tfrac{\nu}{\nu + \text{t}^{2}}\)に等しくなります。カイ二乗分布では上側の正則化不完全ガンマ関数を用い、F分布では2つの自由度を含む不完全ベータ関数を使います。これらの特殊関数は、連分数展開や級数展開を用いて数値的に計算されます。

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左片側・両側・右片側の網掛け領域を示す3つの曲線
片側検定と両側検定では、曲線の網掛けする領域が異なります。

計算例

たとえば、あるz検定で \(z = 1.96\) が得られ、両側検定を行うとします。このとき \(\Phi(1.96) \approx 0.9750\) となるため、P値は $$2 \times (1 - 0.9750) \approx 0.05$$ となります。これはまさに古典的な5%の有意水準にあたります。P値が0.05を下回ってはいないため、H₀を棄却するかどうかのちょうど境界線上にあることになります。

よくある質問

片側検定と両側検定、どちらを使う? 仮説で方向(たとえば「~より大きい」など)が明確に指定されていない限り、両側検定を使いましょう。対称な分布では、両側のP値は片側の値の2倍になります。

「有意」とはどういう意味? P値が設定した有意水準α(一般的には0.05や0.01)を下回っていれば、その水準で帰無仮説を棄却できるという意味です。

P値が小さければ仮説が証明される? いいえ。P値はあくまでH₀に反する証拠の強さを数値化するものにすぎません。効果の大きさ(効果量)を表すものでも、対立仮説を直接裏づけるものでもありません。

最終更新: