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公式

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結果

補正ナトリウム値
136.4
mEq/L
測定ナトリウム値 130 mEq/L
加算した補正量 6.4 mEq/L
補正係数 1.6 per 100 mg/dL

補正ナトリウム計算ツールとは?

血糖値が高くなると、細胞内から血管内へ水分が引き込まれ、血清ナトリウムが希釈されて実際よりも低い測定値になります(偽性低ナトリウム血症・希釈性低ナトリウム血症)。本ツールは、血糖値が正常であれば血清ナトリウムがどの程度になるかを推定し、高血糖や糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の際に、患者の真のナトリウム状態を判断する手助けをします。臨床教育やベッドサイドでの簡易推定を目的としており、専門的な臨床判断に代わるものではありません。

使い方

検査で測定された血清ナトリウム値(mEq/L)と血糖値(mg/dL)を入力します。補正係数を選択してください。古典的な1.6(Katz)が最も広く用いられていますが、血糖値がおよそ400mg/dLを超える場合は2.4(Hillierら)の方がよく適合します。ツールは補正後のナトリウム値と加算量を表示します。

計算式の解説

$$\text{Na}_{corrected} = \text{Measured Na} + \text{Factor} \times \frac{\text{Glucose} - 100}{100}$$(Fは1.6または2.4)。血糖値が100mg/dLを超えるごとに、補正係数の分が測定ナトリウム値に加算されます。血糖値が100mg/dL以下の場合は補正は不要です。

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補正ナトリウム計算式の構成要素の図解
この式は、100 mg/dLを超える過剰なブドウ糖に補正係数を掛けて測定ナトリウムに加えます。
高血糖が細胞から血液へ水を引き出し、測定ナトリウムを希釈する様子を示す図
高血糖は細胞から水を引き出して測定血清ナトリウムを希釈するため、真の値を補正する必要があります。

計算例

DKAの患者で、測定ナトリウムが130mEq/L、血糖値が500mg/dLとします。係数1.6を用いると、補正量 $$= 1.6 \times \frac{500 - 100}{100} = 1.6 \times 4 = 6.4\ \text{mEq/L}$$ 補正Na $$= 130 + 6.4 = \mathbf{136.4\ \text{mEq/L}}$$ となり、正常値であることがわかります。つまり、見かけ上の低ナトリウム血症は希釈によるものだと判明します。

よくある質問

1.6と2.4のどちらを使うべき? 一般的な推定には1.6を使用します。血糖値が400mg/dLを超える場合は2.4の方がより正確なことがあります。

血糖値が100未満の場合は? 補正値はマイナスまたはゼロになります。通常、100mg/dL未満では補正は行いません。

なぜ測定ナトリウムが低く見えるの? 浸透圧により細胞内から水分が移動し、血漿中のナトリウムが希釈されるためです。補正することで真のナトリウム値が明らかになり、輸液療法の指針となります。

最終更新: