この計算機でできること
このツールは、指数方程式 \(b^x = a\) を未知の指数 \(x\) について解きます。底 \(b\) と目標値 \(a\) を入力すると、\(b\) を何乗すれば \(a\) になるかを返します。これはまさに対数の定義そのもので、\(x = \log_b(a)\) と表せます。
使い方
底 \(b\)(1 以外の正の数)と結果の値 \(a\)(正の数)を入力してください。計算機が \(x\) を瞬時に求め、底を求めた指数で再び累乗して検算した結果も表示します。
計算式の解説
まず \(b^x = a\) から始めます。両辺の自然対数を取ると \(\ln(b^x) = \ln(a)\) となります。対数の累乗法則を使うと \(x\cdot\ln(b) = \ln(a)\) となり、両辺を \(\ln(b)\) で割れば $$x = \frac{\ln(a)}{\ln(b)}$$ が得られます。これが「底の変換公式」であり、\(\log_b(a)\) と等しくなります。自然対数でも常用対数(底10)でも、底は比の中で打ち消し合うため、どの底の対数を使っても同じ答えになります。
計算例
\(2^x = 8\) を解いてみましょう。$$x = \frac{\ln(8)}{\ln(2)} = \frac{2.0794}{0.6931} = 3$$ となります。検算すると \(2^3 = 8\) で正解です。もう一例、\(10^x = 1000\) を解くと \(x = \frac{\ln(1000)}{\ln(10)} = 3\) となります。
よくある質問
なぜ底は正の数で、かつ 1 ではいけないのですか? 対数は 0 以下の底に対しては定義されません。また底が 1 の場合は \(\ln(1) = 0\) となり、0 での割り算が生じてしまいます(\(1^x\) は常に 1 です)。
a は底より小さくてもよいのですか? はい。a が 0 と 1 の間にあったり、b より小さかったりする場合、指数 \(x\) は分数や負の数になるだけです。
使う対数の種類によって結果は変わりますか? いいえ。自然対数でも常用対数でも、どの底でも比の形で現れるため、同じ \(x\) が得られます。