この計算機でできること
このツールは、\(a/b = c/d\) の形をした比例式を、1つの未知数について解きます。式を2つの等しい分数として並べ——「分子1/分母1 = 分子2/分母2」——4つのうち分からない位置に x などの文字を置きます。残り3つの位置には実際の数値(整数・小数・負の数)を入れてください。計算機は、2つの分数がぴったり等しくなる x の値を求め、その過程を2通りの方法で分かりやすく示します。
使い方
4つの入力欄に、数字を3つと文字を1つ入力します。たとえば \(5/8 = x/24\) を解くなら、5、8、x、24 と入力します。計算ボタンを押すと、結果欄に \(x = 15\) と表示され、あわせてたすき掛けの手順と比による手順が示されます。未知数はどの位置でも構いません——分子でも分母でも、左の分数でも右の分数でも大丈夫です。文字は好きな1文字を使えて、答えには選んだ文字がそのまま使われます。
公式の解説
2つの分数が等しいとき、それらのたすき掛けの積も等しくなります。つまり $$\frac{\text{Numerator 1}}{\text{Denominator 1}} = \frac{\text{Numerator 2}}{\text{Denominator 2}} \;\Longrightarrow\; \text{N}_1 \times \text{D}_2 = \text{D}_1 \times \text{N}_2$$ \(a/b = c/d\) ならば \(a \times d = b \times c\) が成り立ちます。この1つの関係さえあれば、欠けている項のどれでも求められます。たとえば左側の分子が未知数なら、\(x = (b \times c) / d\) です。分母が未知数の場合は、対角線上の積を同じ行に残ったもう一方の既知の数で割ります。一方、比例式の方法では、関連する2つの既知の項のあいだの倍率を読み取り、それを未知数のペアに当てはめます。
計算例
\(4/10 = x/15\) を解いてみましょう。たすき掛けをすると $$4 \times 15 = 10 \times x$$ となり、\(60 = 10x\)、よって $$x = 60 / 10 = 6$$ です。検算してみると、\(4/10 = 0.4\)、\(6/15 = 0.4\)。2つの分数が一致するので、\(x = 6\) で正しいことが確認できます。
よくある質問
答えが小数や負の数になることはありますか? はい。入力に小数や負の数を使うことができ、答えは約分された小数として表示されます。
「undefined(定義できない)」と出たときは? 分数の分母を0にすることはできず、解く途中で0による割り算が発生する組み合わせもあります。そうした場合、その比例式には有効な解が存在しないため、ツールは「undefined」と表示します。
未知数はいくつまで設定できますか? ちょうど1つだけです。文字を入れなかったり、2つ以上入れたりすると、計算機は「数字3つと未知数1つ」を入力するよう求めます。