奨学金返済シミュレーターとは?
このツールは、奨学金やローンを決められた期間内に完済するために必要な「毎月の固定返済額」を試算するシミュレーターです。借入残高・年利・返済期間を入力するだけで、毎月の返済額に加えて、返済期間全体での総返済額と総利息を算出します。計算には一般的な元利均等返済(アモチゼーション)の公式を用いており、国を問わず、固定金利の分割返済ローンであればどんなものにも利用できます。なお、この計算は元利均等方式を前提としており、日本の日本学生支援機構(JASSO)の所得連動返還型など、独自ルールの返済方式とは異なる点にご注意ください。
使い方
入力する項目は3つです。借入額(現在の返済残高)、年利(%)、そして返済期間(年数)です。ツールは年利を月利に、返済年数を月数に変換したうえで、期間の最後にちょうど残高がゼロになるよう、毎回同じ金額で支払う返済額を計算します。
計算式の解説
毎月の返済額は次の式で求められます。$$M = \dfrac{P \cdot r}{1 - (1 + r)^{-n}}$$ここで \(P\) は元金(借入額)、\(r\) は月利(年利を12で割り、小数で表したもの)、\(n\) は返済回数の合計(年数 × 12)です。金利が0%の場合は、単純に借入額を返済回数で割った金額が毎月の返済額になります。
具体例で見てみる
たとえば、30,000ドルを年利5%で10年かけて返済するとします。月利は \(0.05 \div 12 \approx 0.0041667\)、返済回数は \(n = 120\) 回です。これを式に当てはめると、$$M = \frac{30{,}000 \times 0.0041667}{1 - 1.0041667^{-120}} \approx 318.20$$毎月318.20ドル となります。120回の返済で支払う総額は約38,184ドルで、そのうちおよそ8,184ドルが利息にあたります。
よくある質問(FAQ)
所得連動型の返済プランにも対応していますか?いいえ。このツールは、毎回同じ金額を支払う標準的な元利均等返済を前提としています。所得連動型のプランは収入に応じて返済額が変動し、別のルールに従います。
どの通貨でも使えますか?はい。計算式は通貨に依存しないため、ご自身のローンが表示されている通貨でそのまま金額を入力してください。
総利息がかなり高く感じるのはなぜ?返済期間が長く、金利が高いほど、総利息は大きく膨らみます。返済期間を短く設定し直してみると、どれだけ節約できるかを確認できます。