この計算ツールでできること
サイクリング消費カロリー計算ツールは、3つの入力値——体重、走行時間、走行スピード——をもとに、自転車に乗ったときに消費するエネルギー量を推定します。算出にはMET(Metabolic Equivalent of Task:代謝当量)という指標を使用します。METは運動生理学の研究から生まれた、さまざまな身体活動のエネルギー消費量を統一的に比較するための国際的な基準値です。
使い方
体重をキログラム(kg)で、走行時間を分(分)で入力し、自分の運動強度に最も近いスピードのカテゴリーを選びます。スピードが速く強度が高いほどMET値も大きくなり、消費カロリーが増えます。「計算する」をクリックすると、合計消費カロリーに加えて、1分あたり・1時間あたりの消費カロリーも表示されます。
計算式の仕組み
消費カロリーは次の式で求めます:
$$\text{kcal} = \text{MET} \times \text{体重(kg)} \times \text{時間(h)}$$1 METは安静に座っているときのエネルギー消費量(体重1kgあたり約1kcal/時)に相当します。時速16km未満のゆったりしたサイクリングは約4 MET、時速30km超のレース走行では約15.8 METにも達します。計算では、入力された分数を時間に換算(\(\text{分} \div 60\))してから掛け合わせます。
計算例
体重70kgの人が、時速19〜22kmの中強度(MET 8.0)で60分間走った場合、
$$8.0 \times 70 \times 1\,\text{時間} = \mathbf{560}\ \textbf{kcal}$$となります。同じ人が30分だけ走ったとすると、\(8.0 \times 70 \times 0.5 = 280\ \text{kcal}\)です。
よくある質問
なぜスピードがこれほど影響するの? スピードが上がると空気抵抗に打ち勝つために必要なパワーが急激に増えるため、MET値も大きく上昇し、消費カロリーが増加します。
この数値は正確? METによる推定はあくまで目安として優れていますが、実際の消費量は体力レベル、路面、風、自転車の種類、体組成などによって変わります。正確な測定値ではなく、参考値としてご活用ください。
体重をポンドで把握している場合は? 入力前に、ポンド数を2.205で割ってキログラムに換算してください。